あなたの周りに理屈っぽい人はいませんか？
「理屈っぽい」というのは、ほめ言葉にはあまり使われない事が多いようですが、男性でも女性でも、難しい言葉を並べながら、自分の豊富な知識を披露したり、相手に自分の凄さを見せたいというような人が周囲には理屈っぽいと思われているようです。
理屈っぽい人は、非常に合理的で、感情よりも論理性を重要視する事も多く、場の空気が読めないところもあります。
「理屈っぽい人は苦手」という方もいると思いますが、職場などの場合、時にはそのような人と仕事をしなければならない場面や、一緒に行動しなければならない事もあるかもしれません。
理屈っぽい人について知っておけば、何かの役に立つ事もあるでしょうし、世の中は色々な人がいるからこそ興味深いものでもあります。
今回は【周囲に理屈っぽい人はいませんか？】理屈っぽい人の特徴と理屈っぽい人の心の内とは？ というテーマでお伝えします。
この記事を読むと、理屈っぽい人の特徴や理屈っぽいの心の内に秘められた謎について知る事ができます。
理屈っぽい人の特徴とは？
仕事をしていると、正論を並べて物事を判断する人や、論理的に物事を説明する人もいますが、そのような人は周囲に理屈っぽいと思われてしまうことが多くあります。
感情をあまり考慮せず、必要以上に理屈を並べる人は、うっとおしいと思われてしまう事もしばしばです。
このようにあまり歓迎されない、理屈っぽい人の特徴には例えば以下のようなものがあります。
- 細部まで気になり、自分が納得しないと気が済まない
- とても合理的で順序や効率を考えてから実行する
- 人の意見を受け入れるのが苦手
- 人の話を遮ったり、すぐに話をまとめようとする
- 人から指摘されるとすぐムキになる
理屈っぽい人は、細部まで気になり、自分が納得しないと気が済まないところがあります。
話の細かい部分が気になって、納得できるまで固執するところがあり、何気ない会話にしてもその意味を求めてきたり、間違いがあれば、正論を主張して指摘することさえあります。
そしてとても合理的で順序や効率を考えてから実行するという事もあります。
つまりやるべき事の順序を考え、無駄のないように考えて動く人だといえます。
とにかく無駄を嫌う傾向があり、感情的な事を考えず、数字的な判断をしがちで非常に賢いと言えるでしょう。
それから人の意見を受け入れるのが苦手なところがあります。
常に理論的で「ああ言えばこう言う」という感じなので、こちらの話を全く受け入れてくれないところもあります。
その為なのか、冗談やユーモアでその場を和ませようとしても「その言葉の意味は違うように使うんだよ」というように間違いを指摘してくることさえあります。
このように理屈っぽい人は他人とのコミュニケーションをとるのが苦手で、孤立してしまう場合もあるかもしれません。
また人の話を遮ったり、すぐに話をまとめようとするところもあります。
例えば、仕事の打ち合わせ中などでも、他人の言い間違いなどが気になった場合は話の途中でもお構いなしに指摘してくることさえあります。
相手が話を遮られてどう思うかという事より、自分が正しいと思った事を伝える方を優先してしまう傾向があり、場の空気を一変させてしまう事にもなりかねません。
それから人から指摘されるとすぐムキになるのも理屈っぽい人の特徴です。
理屈っぽい人はプライドが高い人が多く、自信過剰なところもあります。
その為、自分の理論を馬鹿にされたり、反論されたりすると、怒り出す事さえあります。
たとえ冗談で言ったつもりでも、プライドを傷つけられたと感じると、過剰なまで延々と指摘してくる場合もあるので、注意が必要です。
理屈っぽい人の心の内とは？
それでは理屈っぽい人の心の内は、一体どのようなものなのでしょう？
理屈っぽい人の心の内には、以下のような気持ちが隠されている場合もよくあります。
- 常に自分が正しいと思っている
- 人から「すごい！」と言われたい
- 周囲のまちがいを正してあげたい
理屈っぽいという人の中には、常に自分が正しいと思っている事が多いものです。
自分でその様に思える様になるのは、たくさん勉強したり、知識の探求をしてきたからともいえます。
自分が頑張って得た知識が正しいと証明する事は、傲慢さとはまた違うものなのかもしれません。
そして人から「すごい！」と言われたいという気持ちを持っている事がよくあります。
知識をたくさん得るという欲求を満たすと、次はそれを誰かに見せたいという気持ちも出てきます。
誰だって他人が知らない情報を手に入れた時は、誰かに教えたいと思う事がありますよね。
もしかすると理屈っぽい人は、小さい頃から母親などに「すごいね」「よく知ってるね」と言われ、ほめられ続けてきたのかもしれません。
その時の嬉しかった気持ちが今も残っていて、常に誰かにほめられたいと思っている事もあるようです。
それから理屈っぽい人は周囲の間違いを正してあげたいという気持ちもあります。
本人は悪気がなく、単に間違いを正しく伝えたいという気持ちで色々と説明してきたり、論理立てて話してくるのかもしれません。
ただ不器用なので、伝え方があまり上手くなくて誤解されてしまう事も多い様です。
理屈っぽい人は正しい事を伝えたいと考える純粋な人なのかもしれませんね。
そう思うと理屈っぽい人も、案外可愛いと思えてきたりするので、本当に不思議なものです。
まとめ
いかがでしたか？
今回は【あなたの周囲にいませんか？】理屈っぽい人の特徴と理屈っぽい人の心の内とは？というテーマでお伝えしました。
理屈っぽい人の特徴には以下のようなものがあります。
- 細部まで気になり、自分が納得しないと気が済まない
- とても合理的で順序や効率を考えてから実行する
- 人の意見を受け入れるのが苦手
- 人の話を遮ったり、すぐに話をまとめようとする
- 人から指摘されるとすぐムキになる
そして理屈っぽい人の心の内には、以下の様な気持ちが隠されている事もあります。
- 常に自分が正しいと思っている
- 人から「すごい！」と言われたい
- 周囲のまちがいを正してあげたい
理屈っぽい人とはあまり関わりたくないと思う事も多いかもしれませんが、理屈っぽい人の特徴や心の内を知っておくと、今までとは、また違って感じる事もあるかもしれませんね。
人はそれぞれ個性があり、短所ばかりでなく長所もあるものです。
自分の考え方を変える事で、同じ人でも違う様に見える事もあります。
色々な人と接しながら、たくさんの個性がある事を知ると、少しくらいの違和感はあまり気にならなくなってきます。
「この人はこんな短所があるから、近寄りたくない」と思うより「こんなところもあるんだな」という発見をしていく方が楽しく過ごせかもしれませんね。
最後まで、ご覧いただきどうもありがとうございました。
それでは、今日もよい1日を！
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