PTA役員、委員選任について【メリットとデメリットを考えてみる】

※当ブログでは、商品サービスのリンク先にプロモーションを含みます。ご了承ください。※

仕事の事


お子さんが新年度を迎えばかりの保護者の皆さんはこの時期、PTA役員、委員の選考があるのではないでしょうか。

私自身も3人の息子達が幼稚園、小学校、中学校、高校にお世話になっている時は、新年度始めの親の集まりで役員選考がありました。

私自身も何度か役員、委員を経験した事があります。

今回はその時の様子やPTA役員、委員になるメリットとデメリットについて私自身の考えをお伝えします。

PTAとは

ます、PTAとは一体何なのか?という事から調べてみました。

日本におけるPTA(ピーティーエー、英語: Parent-Teacher Association)とは、各学校で組織された、保護者と教職員(児童を含まない)による社会教育関係団体。 … 任意加入の団体であり、結成や加入を義務付ける法的根拠は無く、全ての児童生徒のための無償ボランティア活動というのが、本来のあり方である。

 Wikipediaより

つまり、保護者と学校の先生方が子供たちの活動にボランティアで協力する、という感じで私は受け止めています。

上記にもある通り本来のあり方はボランティアで、法的には加入しなくてもいい・・・という事になっています。

「だったらやらなくてもいいんじゃないの?」と思ったりもしますが、そうすると子供たちの行事に影響するかも・・・ということで、なかなか簡単に無くすことはできないのが現状の様です。

そしてそのPTAの運営に直接関わるのがPTA役員と委員です。(学校によって名称は異なる場合もあります。)

役員と委員の違いは、簡単に言うと役員は学校全体の代表、委員は学年の代表という感じです。

その中でも「PTA会長」となると学校全体の代表となります。

PTA連合会への参加や行事ごとに行われるPTA役員会合の進行や取りまとめ役、学校側と連絡を取り合う事も多々あり、時には仕事を休んで学校行事を優先する・・・というように責任と仕事量が最大級の役割となります。

年度始め 保護者の一大イベント

私の子供達が通った幼稚園や学校では、4月の参観日と一緒に懇談会が開催され、そこで先生方の紹介、親の自己紹介、年間の行事予定の説明などが行われました。

そしてその日の一大イベントがPTA委員の選出です。

PTA役員はその前に決まっていて、学年の中で委員を決めるのがこの懇談会の場という事になっていました。

なぜ一大イベントかといいますと、端的に言えばなかなか委員が決まらないのですが、委員を決めるまでその懇談会が終わらないからです。

すんなり決まるなら全然問題がないのですが、PTAというのは親と学校が連携して子供達の為に活動する・・・という趣旨なので役員や委員が不在という事はなかなか難しいようですし、先生方には指名権はほぼ無いようです。

報酬もないボランティアなので仕事を休んで学校行事の協力をするなんて・・・と考える人もいる様です。

それまでの和やかな懇談会の雰囲気が委員選考の時間となると一変し、親も先生方も緊張感が張り詰める重苦しい空気になります。

我が子の頃はPTAの学年委員長、学年副委員長、会計や書記のような役割を決めました。

誰もが口を揃えて「やりたくない」と言うのが、責任と仕事量が一番多い「学年委員長」でした。


PTA役員、委員のデメリット

誰もが敬遠する「学年委員長」をはじめとする各種PTA役員、委員ですが、なぜ敬遠されるのか私なりに考えてみました。

まずデメリットだと思うのは「各種の会議、会合に参加しなくてはならない。」という事だと思います。

学校行事の為の事前打ち合わせだったり、定期的な会合だったり・・・色々な会合に参加するのはかなりの時間を費やします。

仕事を休んでまで、会合に出席しなくてはならないという話も聞いた事があります。

PTAはボランティアなので活動しても報酬はありません。

仕事を休めばその分、給料が減る人もいるかもしれないですし、勤め先での仕事が遅れてしまうという事も考えられます。

また学年委員長ともなると代表として色々な場面で「委員長からのごあいさつ」というものが何度かあります。

私の様に慣れていない人にとって、人前でのあいさつするという事はかなりの緊張感と苦痛を伴います。

「できることならやりたくない役」といわれるのも納得です。

PTA役員、委員のメリット

ここまでPTA役員、役員について、あまりよくないイメージばかり紹介してきましたが、ボランティアで子供たちの活動に協力するという本来の姿で考えると「とてもやりがいがある」という事もできます。

子供たちの活動に協力するという事は子ども達の近くでその活動を見る機会が増えるというメリットもあります。

我が子や我が子の友達の表情を間近で見れるのは、大人の自分たちもたくさんの元気をもらい、充実感を味わえるという特典だと思います。

また役員、委員になると多くの保護者の方と接する機会が増えるので、色々な方と仲良くなれるという事もあります。

それまで話をする事がなかった保護者の方と、役員や委員なったのがきっかけで話をする機会ができたと言う話もよく聞きます。

実際にPTA役員、委員になってみて

私自身も我が子が幼稚園や学校に通っていた時は、色々な役員、委員をやっていました。

幼稚園の頃はPTA会長にまでなって運動会やお遊戯会の時は、緊張しながらも苦手なあいさつをしたり…。

あれはあれでいい経験だったなぁ…と思います。

役員会や行事の時には仕事の休みをもらって出席をしました。

本当にボランティアで時間と労力はかなり使いましたが、忙しい中にも子供達を間近に感じられる、という楽しみや充実感がありました。

保護者の皆さんや先生方とも仲良くなれてとても楽しかったという記憶があります。

私自身の経験から初めは何かあまり大変でない役をやってみて、それに慣れたら徐々にそれなりの役に、という感じがいいのではないかと思います。

役員、委員としての経験が増えていくと自分自身の人生の経験値も増え、知り合いも増えて私自身は色々と良い事が多くなっていきました。

全くやらないというと、親としての責任を放棄している様な気もしてくるかもしれませんので、まずはあまり重要でない様な役からやってみてもいいかもしれませんね。

「会長」とか「委員長」ではなく「委員」といったような役から始めてみてもいいのではないでしょうか?

考え方によっては、子供が幼稚園や学校に行っている間しかできないものです。

同じ年頃の子供を持つ親同志で色々と話が弾んだりするかもしれません。

全くやらないより、少しでも参加して自分の視野を広げるのも良いのでは?と思います。

以上、今回はPTA役員、委員について私自身の経験や考えを交えて紹介しました。

最後までご覧いただきどうもありがとうございました。

それでは、今日もよい一日を!

コメント

タイトルとURLをコピーしました