あなたは自分が「自己中心的なところがあるかもしれない」と思った事はありませんか?
自己中心的な人は「自己中」と略して言われる事も多く、自分を中心に物事を考えてしまうところがあります。
他人の話にはほとんど耳を貸さない為、周囲の人の反感を買ったり、煙たがられてしまう事も多いものです。
もし自分が自己中かもしれないと思ったら、今回紹介する「自己中な性格かどうかのチェック」に当てはまる事がないか確認してみましょう。
そしてあなた自身に当てはまるところがあるとしたら、今からでもその性格をなおしていく事で周囲の人との関係も少しずつよくなってくるはずです。
今回は【あなたは大丈夫?】自己中心的な性格かどうかのチェックと自己中をなおす方法とは?というテーマでお伝えします。
この記事を読むと、自分が自己中な性格かどうかのチェックができ、更に自己中の性格をなおす方法について知る事ができます。
自分が自己中な性格かどうかのチェック
自分では周囲の事に気を配っているつもりでも、自己中心的な人は、根本的に自分の事を中心に考えてしまいます。
もしかするとあなたも自分で気づかないうちに、周りの人からは自己中だと思われているかもしれません。
この機会に自分が自己中でないかどうか、チェックしてみてもいいかもしれませんね。
あなたは以下の項目で当てはまるところはありませんか?
- 人に頼るより自分でやった方が早いと思ってしまう
- 他人の話にはあまり興味がない
- ひとりで行動する方が気が楽だと感じる
- 感情をコントロールするのが難しい
- 人に厳しく自分に甘いというところがある
まず自己中心的な人は、人に頼るより自分でやった方が早いと思ってしまうところがあります。
誰かを頼る時には、何をどうすべきなのかを相手に説明したり、やってくれるようお願いしなければならないのですが、自己中な人はその過程がとても面倒だと感じてしまいます。
誰かに教えたり説明をするより、自分がやった方が簡単で手っ取り早いと考えるようです。
また自己中の人は他人の話にはあまり興味がないという事もあります。
あなたは誰かと会話をしていて、他の人の話に興味や関心を持てないという事はありませんか?
自己中の人は、何かと自分を中心に考えている為、自分のペースで話をしたいと思っています。
その為、相手が自分をほめたり、ためになる事を話したとしても、自己中な人はそもそも話を聞いていないため、周囲の人が会話をしていても疲れると感じる事があります。
話をしていて「なんか疲れる」と感じた場合は、相手が自己中なのかもしれません。
そしてひとりで行動する方が気が楽だと感じる事も自己中の人には多いものです。
誰かと共に行動すると、他の人と合わせなければならない事や、他人の意見に従わなければならない時もあります。
しかし自己中の人は、自分を中心に考えている為、他人に合わせるということを面倒に感じてしまい、他人と行動するよりひとりで行動した方が気楽だと思っています。
もしひとりで行動する方が気を遣わず楽だと思う場合は、自己中な一面があるのかもしれません。
それから感情をコントロールするのが難しいというところもあります。
思い通りに物事が進まないと、すぐに感情をあらわにして怒り出してしまったり、ささいな事で極端に落ち込んでしまうという人は、自分で感情をコントロールするのが苦手なようです。
周囲からどう見られているかよりも、自分の感情に振り回されて爆発してしまうのは、自己中の人によくみられる傾向です。
また人に厳しく自分に甘いというところも自己中の人にはよく見受けられます。
他人がミスや間違いをした時には必要以上に追及したり、厳しい事を言って許さないといった反面、自分が同じようなミスをしてもすぐに許してしまったり、さんざん言い訳をしたあげく「しょうがないよね」のひとことで、何事もなかったかのように振る舞う場合もあります。
他人には厳しいのに、自分には甘いというように、同じ事でも自分と他人への対応が大きく違う場合は自己中だと思われているかもしれません。
自己中心的な性格をなおす方法とは?
それでは自己中心的な性格をなおすには、一体どうしたらよいのでしょうか?
自己中な人を見た時、自分はどのように感じるのか、立場を変えて物事を見てみると自分もこんなふうに思われているのかもしれないと気付くものです。
自己中心的な性格をなおすには、まず自分が自己中な性格をなおしたいという気持ちが大切です。
自己中心的な性格をなおすには以下のような方法があります。
- 相手の話を黙って最後まで聞く
- 自分を客観的に見てみる
- 他人をほめてみる
- 相手を否定しない、言い方を変える
- 自分の意見を大切にしつつ他人を思いやる
まずは相手の話を黙って最後まで聞くようにしてみましょう。
自己中心的な人は、相手の話も自分を中心に考えてしまいがちです。
興味のない話だと途中で話を遮ったり、話題を自分の事に切り替えたりして、相手の話を最後まで聞かない事もよくあります。
しかしそれでは、相手が気分を損ねてしまったり、会話が白けてしまったりする事も多いものです。
たとえ興味のない話でも、相手の話を黙って最後まで聞くようにすると、相手も自分の話を聞いてくれていると感じて満足するものです。
「自分が、自分が」という気持ちを抑制する為にも、まずは黙って話を聞く事に挑戦してみましょう。
そして自分を客観的に見てみる事も大切です。
自分の考えだけで物事が成り立っていると考えている自己中の人は、相手の立場に立って考える事が苦手です。
「他人はどんな考え方や感じ方をしているのか」「こう言われたら一体どのように思うのか」という視点で物事を考えるように心掛けてみましょう。
自分を知る事は、良好な人間関係を築く上でとても重要なことです。
第三者目線で物事を客観的に見る事ができれば、自分の言動が相手にどんなふうに受け取られているのか知る事にもつながります。
それから他人をほめてみましょう。
自己中心的な人は、常に自分が他人より上だと感じたい為、相手をけなしたり、批判する事はあっても、ほめることはあまりしないようです。
相手をほめるには、その人のことをよく見ていないとなかなかできない事ですし、ほめる事で相手の気分もよくなり、円滑な人間関係が築けるようになる場合もあります。
他人をよく見て、いい所を見つけたり、感謝したいことがあれば素直に言葉で伝えてみるのも大切な事です。
また相手を否定しない、言い方を変えるというような方法もあります。
例えば話し合いの席ではいろいろな意見があって、時には自分と違う考え方があるのも当然の事なのですが、自己中の人は自分と違う意見があると「非難された」と感じてしまう事が多いようです。
自分と違う意見の相手に対して、勝手に敵対視したり、感情的になってあからさまに否定する場合もあります。
違う意見が出た時には、まず落ち着いて相手の話を最後まで聞き、なぜそのように考えるのかを想像してみる事が必要です。
その上で自分の意見が違う場合には、感情的に反論するのではなく、言い方を変えたり、口調を柔らかくして必要な事を伝えるようにすれば、その場の雰囲気を悪くする事もあまりありません。
そして自分の意見を大切にしつつ他人を思いやる事も重要です。
自己中の人は「しっかりと自分の意見を持っている」「自己主張ができる」という点では、なかなか貴重な存在です。
自己主張できずに、周囲に流されて自分の意見をなかなか言えない人からしてみれば、むしろ羨ましいとさえ思われているかもしれません。
大切なのはバランスで、自分の意見をしっかり持ちつつ、相手の意見にも耳を傾けながら行動するように心掛ければ、円滑な人間関係を築いていけるかもしれません。
自分の事ばかりでなく、他人を思いやる事ができれば、周囲との関係も良好になっていくはずです。
まとめ
いかがでしたか?
今回は【あなたは大丈夫?】自己中心的な性格かどうかのチェックと自己中をなおす方法とは? と言うテーマでお伝えしました。
自分が自己中かもしれないと思ったら、以下の項目についてチェックしてみましょう。
- 人に頼るより自分でやった方が早いと思ってしまう
- 他人の話にはあまり興味がない
- ひとりで行動する方が気が楽だと感じる
- 感情をコントロールするのが難しい
- 人に厳しく自分に甘いというところがある
もし自分の自己中をなおしたい場合には、以下の方法を試してみましょう。
- 相手の話を黙って最後まで聞く
- 自分を客観的に見てみる
- 他人をほめてみる
- 相手を否定しない、言い方を変える
- 自分の意見を大切にしつつ他人を思いやる
日々忙しく過ごしていると、ついつい自分を中心に考えてしまいがちです。
自己中心的な性格は、自分では気づいていない事が多いものです。
時には自分自身を見つめ直す機会を作り、自分と向き合ってみる事も必要かもしれません。
他人を変える事は簡単にはできませんが、自分を変える事はすぐにでもできます。
自分に合う方法を探しながら、日々成長する事で快適な生活を送れたらいいですね。
最後までご覧いただきどうもありがとうございました。
それでは、今日もよい1日を!
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