テンポよく会話をしたい、相手の切り返しにも柔軟に対応したいと思うあまり、返す言葉が見つからず、焦ってしまって会話が続かなかったり、沈黙状態になってしまったという経験はありませんか?
私自身も以前は会話中の思わぬ展開に、返す言葉が見つからず沈黙してしまった、という事が何度もありました。
会話中に自分の予想外の展開になってしまい、どのように返答していいのか分からなくなってしまうという人も多いのではないでしょうか。
しかし分からないと思えば思うほど焦ってしまい、会話が途切れたり、沈黙が続いて気まずい雰囲気になってしまう事もあります。
そこで今回は【返す言葉が見つからない!】会話中、いい返答が思いつかない時の対処法とは?というテーマで紹介します。
この記事を読むと、会話中にいい返答が思いつかないとどうなるか?またとその対処法について知る事ができます。
会話中にいい返答が思いつかないのはなぜ?
会話はよく言葉のキャッチボールだと言われますが、自分が受けた言葉を相手に返さなければ、相手との会話のキャッチボールが成り立たず、途中で話が途切れてしまうという事にもなります。
会話中にいい返答が思いつかないと、以下のような状態になる事が考えられます。
- 突然の相手の切り返しに戸惑ってしまう
- 予想外の話の展開に頭が真っ白になってしまう
- いい返答が思いつかず言葉に詰まってしまう
例えば会話中、突然の相手の切り返しに戸惑ってしまう事があります。
なんとなく相手がこんな事を言ってくるのかもしれない…と思いながら会話をしていても、時には相手が自分の予想と違って、突然切り返して話を振ってくるケースもあります。
自分が返答を準備していない時に「あなたはどう思う?」「こんな時どうすればいいか分かる?」など、突然話を振られても、とっさに答える事ができない場合もあるものです。
また、相手がどんな事を言うのか自分なりに想像しながら会話をしても、予想外の展開に頭が真っ白になってしまう事も考えられます。
会話をしていて話が思わぬ方向に行ってしまい、自分の予想とは違う内容になってくると「あれ?なんか違う気がする」と思ってしまい、話についていけずに頭が混乱して、どうしたらいいか分からなくなってしまう事もあります。
そして頭の中が混乱してくると、いい返答が思いつかず言葉に詰まってしまうということも考えられます。
「なんて返答したらいいの?」「こんなこと言っておかしくないかな?」と考えすぎてしまうと、自分が何を言えばいいのか分からなくなり黙り込んでしまう事もあります。
会話は相手がいて成り立つものですが、相手が何を言うかは自分ではコントロールする事ができません。
そして相手の言う事はコントロールできないので、予想外の質問や話を急に振られるというケースはいくらでもあるという事になります。
会話中、返す言葉が見つからない時の対処法とは?
相手が言う事は自分ではコントロールできないものですが、会話中、返す言葉が見つからないと困ってしまいますよね。
しかし言葉のキャッチボールを長続きさせるには、色々な方法があります。
会話中に、いい返答が見つからない時の簡単な対処法は例えば以下のようなものです。
- 自分が返答を考えている事を伝える
- 相手に質問してみる
- とりあえず同じ内容をお返しする
すぐに思いつかない時は、自分が返答を考えている事を伝えるのが大切です。
会話には、必ずしもすぐに答えなければいけないという決まりはありません。
なんでもすぐに切り返しが効き、素早く会話に対応できるならいいのですが、そのような場合ばかりではありません。
相手の言った内容を噛み砕いて考えなければならない時や、じっくり考えないといい回答が浮かばない場合もあります。
返答を急ぐあまり、自分が思ってもいない事や、相手の気分を損ねる事を言ってしまう方がよっぽど問題です。
すぐに返答が思いつかない時には「うーん。そうですね〜」と考え中である事を言葉に出してアピールしたり、首を傾けてみたり、上や遠くの方に視線を向け考えている素振りを見せたりして、自分が考え中だと言う事をはっきり示すようにしましょう。
もしどうしても答えたくない内容なら「すみません。それはちょっと…」と申し訳ないような感じで言えば、ほとんどの相手は分かってくれる事でしょう。
また別の方法として、自分が受けた質問を相手にも質問してみるのもいいと思います。
例えば
好きな映画とかありますか?
と聞かれても、特に好きな映画が無かったり、映画自体をあまり見ない時は
ありません。
と答えてしまうと、そこで会話が終わってしまいます。
そのような時は
最近はあまり映画を見ていないので、ちょっと思いつきませんね。
〇〇さんはどんな映画が好きなんですか?
と言う具合に自分が受けた質問を相手にそのまま質問してみましょう。
これなら簡単に会話を続ける事ができますよね。
それから、相手が質問をしてきたわけでもない場合には、とりあえず同じ内容をお返しすると言う方法もあります。
例えば会話中に、自分が言った事に対し相手があまりはっきりしない事を言っている場合もあります。
そんな時はどんな言葉を返したらいいか分からない場合もありますが、相手が言った事をそのまま返してみるのもいいでしょう。
私はスポーツ観戦が好きなんです
そうなんですか。それではよくスポーツ観戦に行くんですね?
うーん。でも今はなかなかいけなくて前に行ったのは半年くらい前なんです。
あ、そうなんですか…
と言う感じだとそこで話が終わってしまうこともありますが、相手の話をそのまま返してみると、その後も話が続く可能性があります。
例えばこんな感じです。
うーん。でも今はなかなかいけなくて前に行ったのは半年くらい前なんです。
そうなんですか〜
前に行ったのは半年くらい前なんですね〜
と言うコメントが返せれば、そこから「他の趣味でなかなか忙しくていけてないんですよ〜」と別の話題が出てきたり「その半年前に行ったのは、サッカーの試合でとても白熱した展開だったんですよ!」と話が広がる可能性も出てきます。
「そうなんですね」で終わらせずに、相手の言葉をそのままお返しするのは、簡単ですが困った時にすぐ使えるので是非お試しください。
まとめ
いかがでしたか?
今回は【返す言葉が見つからない!】会話中、いい返答が思いつかない時の対処法とは?と言うテーマでお伝えしました。
会話中にいい返答が思いつかないと、以下のような状態になる事が考えられます。
- 突然の相手の切り返しに戸惑ってしまう
- 予想外の話の展開に頭が真っ白になってしまう
- いい返答が思いつかず言葉に詰まってしまう
会話中に、いい返答が見つからない時の対処法は以下のようなものがあります。
- 自分が返答を考えている事を伝える
- 相手に質問してみる
- とりあえず同じ内容をお返しする
会話にはいろいろな状況がありますが、自分が予想もしていない展開になったりすると、とっさに返す言葉が見つからず困ってしまうこともあります。
そのような時は慌てず、今回紹介した方法を試してみるなど、いろいろな方法を知っておくと便利です。
日々の会話も色々な方法を知っているといざという時につかえて、沈黙状態になって気まずい思いをしなくても済むようになります。
自分に合った方法を身につけ、日々楽しく会話ができたらいいですね。
最後までご覧いただき、どうもありがとうございました。
それでは、今日もよい1日を!
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