いつも何気なくやっている事で少しの気の緩みや、少しの手抜きが大惨事になってしまった事はありませんか?
私も数々の失敗をしながら今に至りますが、その中でも「大失敗」と言える事のひとつに「手に熱湯をかけてやけどをしてしまった。」という事がありました。
今回はこの失敗について、そしてこの失敗から学んだ事を紹介したいと思います
いつもの朝が一転
それはいつもと同じ朝のはずでした。
いつもと同じくらいの時間に起き、平日なので朝食とお弁当の準備、洗濯、ゴミ出しなどの家事をしながらいつもの様に時間が過ぎていきました。
やかんにお湯を沸かしてそれを会社へ持っていくボトルへ入れていた時の事です。
毎日やっている事なので、頭で考えなくても自然に体が動きます。
ところがその日は、何かが少しだけズレていたのです。
やかんに入れる水の量がいつもと違っていたのかもしれないし、お湯を注ぐ勢いがよすぎたのかもしれません。
それともボトルの位置がいつもと少し違っていたのか・・・・とにかく何かが違っていたのだと思います。
その違いに気付く事なく沸騰したお湯をボトルに入れている最中、そのボトルが少し傾きました。
いつもはそんな事がないので、私は慌てて傾いだボトルを瞬間的に左手で抑えようとしました。
やかんを持った右手は熱湯を注いでいる状態のまま、左手が傾きかけたボトルを元の位置に戻そうとしたその時、左手の甲にやかんの熱湯が「ダーッ」とかかってしまったのです。
いつもの朝が一転して、大惨事の朝となってしまいました。
慣れた事こそ慎重に・・・
一瞬何が起こったのか分からない状態でした。
次の瞬間、私はとにかく冷やさなくては・・・と思いすぐに水道の水で手の甲を数分間冷やしました。
私は子供の頃から「やけどをしたらまず流水で冷やしなさい」と親に教えられてきたので反射的に流水で冷やしました。
これが正解かどうかは定かではありませんので、やけどの処置についての正しい方法は専門家の方にご相談下さい。
・・・ということで、沸騰したばかりの熱湯を手にかけてしまった私でしたが、手にかかったのはほんの数秒だったのでそこまで大変なやけどにはなりませんでした。
ただ「跡が残ってしまったらどうしよう・・・」という不安が心を埋め尽くし、しばらくの間は気持ちが沈んだ状態で過ごしました。
やけどの跡を目立たなくするというような塗り薬を薬局で購入してそれを日々多めに塗って過ごしました。
今回は、いつもと同じことをしたつもりでしたが、慣れていることなので気の緩みがあったのだと思います。
熱湯はやけどの危険があるから慎重に扱わなければならないという事を忘れてしまっていたのです。
怪我は一瞬・・・ですが、気をつけていれば避けられた事です。
失敗から学んだ事
このように慣れている事にも危険な事があるものです。
今回のやけどについては、幸い病院へ行く事もなく市販の塗り薬を使用して跡が残らないですみましたが、今でも思い出すとゾッとします。
家事をする中にも色々な危険が潜んでいます。
今回の様な熱湯の他にも、材料を切る時の包丁、炒めたり揚げ物をする時の食用油、ガスコンロの火・・・。
普段何気なく使用しているものでも使い方によっては、危険なものがたくさんあります。
慣れた事ほど「少々は大丈夫」と思いがちです。
少しの気の緩みが大惨事になる事は多々あるので、今回の件で慣れた事でも気を抜かないでやらなければいけないということを学びました。
油断大敵、どんなに慣れた事でも慣れというのは油断にも繋がります。
今回は、油断しているといつもは難なくできる事も、大変な事態になりかねないという事を体験した事例を紹介しました。
慣れた仕事こそ、いま一度確認するくらいでちょうどいいかもしれませんね。
それでは、今日もよい1日を!
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