あなたの周りに感情を抑えきれず、つい物に当たってしまうような人はいませんか?
大きな音を立ててドアを閉めたり、ゴミ箱を蹴飛ばしたりするなど、大きな音で周囲の人が驚いてしまうというケースも少なくありません。
自分のモヤモヤした気持ちを物にぶつけてしまうような人は、一体どのような心境でいるのでしょう?
今回は【物に当たる人の心境とは?】自分の感情を抑えきれず物に当たってしまうのはなぜ?というテーマでお伝えします。
この記事を読むと、苛立ちを抑えきれず、つい物に当たってしまう人の心境について知る事ができます。
心境1 とにかく感情を抑えきれない
なかなか言葉で表現する事ができず、つい物に当たってしまうという人は、とにかく感情を抑えきれないという心境でいるものです。
自分の思い通りにいかない事があったり、自分の納得できる結果にならないなど、自分の中で許せないと思う感情が増大してくると、物にあたる事で気を晴らそうとする人がいます。
その様な人は言葉で説明できなかったり、自分の思いをうまく表せないと、そのストレスを発散する為につい物に当たってしまうのです。
自分のイライラを抑えきれず、うまくコントロールできないので、周りの人にしてみれば非常に大きな迷惑だと感じてしまう事でしょう。
心境2 自分を強く見せたい
そして感情を抑えきれず、物に当たってしまう人は自分を強く見せたいという心境でいるのかもしれません。
他人の目を気にしてばかりいる人は、自分の弱いところを見せたくないと思っている事が多い為、物に八つ当たりして大きな音を立てたり、荒っぽい行動をする事で、自分を強く見せようとしている事も考えられます。
本当は小心者なのに、大きな音を立てて物にあたる事で、相手を威嚇し自分が強いと思わせようという気持ちが働いている可能性もあります。
この様な人は、他人と言い合いになった時や自分の意見に反論された場合など、言葉で言い返せない時にも、物にあたる事が多い傾向にあるようです。
心境3 大きく動揺している
それからつい物に当たってしまう人は、感情を抑えきれず大きく動揺しているという事も考えられます。
あまりにも大きな怒りを感じたり、どうしようもないほどのストレスを感じると、とっさに物に当たってしまうのは、ひどく動揺している事が原因なのかもしれません。
自分の感情をうまくコントロールできず、やり場のない気持ちを近くにある物にぶつけてしまう様な人は、普段からその様な事をするというのではなく、一時的な感情でその様な行動をとってしまいます。
怒りや苦しみ、悲しみなどの感情が収まり、気持ちが落ちついた時には、物に当たってしまった事を後悔し、周りの人に対しても「あんな行動をして悪かった」という気持ちになってしまう場合もよくあります。
心境4 周囲に不満をアピールしたい
そして、多くの人に自分が大変な状況だと知ってもらいたいと思う時には、周囲に不満をアピールしたいという心境でいる事もよくあります。
自分の今の状況を分かってほしいという思いが強くなり、わざと物にあたる事で「今、自分は怒っている」と表現する人もいます。
その様な人は、壊れるくらい思いっきり物に当たるというよりも、どちらかというと誰かに気づいてほしいという気持ちを、相手に分かるくらいの力加減で表現します。
物をいつもより大きな音を立ててドサっと置いてみたり、わざと誰かに聞こえるくらいのため息をつくなど、周囲が不快を感じる様な行動をするのが特徴です。
まとめ
今回は【物に当たる人の心境とは?】自分の感情を抑えきれず物に当たってしまうのはなぜ?というテーマでお伝えしました。
感情を抑えきれず、物に当たってしまう人は、たとえば次の様な心境でいる事があります。
- 心境1 とにかく感情を抑えきれない
- 心境2 自分を強く見せたい
- 心境3 大きく動揺している
- 心境4 周囲に不満をアピールしたい
自分ではどうにかしたいと思っていても、一時的な感情の爆発を抑えきれず、物にその気持ちをぶつけてしまう様な人は、後になって「あんな事をしなければよかった」と思う事が度々あります。
自分の行動を後から悔やんでも、やってしまった事は誰かの記憶に残っていて、あまりいい印象を持たれないというのも事実です。
世の中には実に様々な人がいて、感情をコントロールできずどうしていいのか分からないという人も少なくありません。
まずは現状を把握し、その様な行動に出てしまうのにはどの様な気持ちが働いているからなのか?を知りましょう。
その上で、次にどうしたらいいのか具体的な方法を探そうという気持ちを持って行動すると、何らかの方法を見つけられる事にもつながります。
様々な経験を通して日々成長を続け、なりたい自分に近づきながら、充実した毎日を過ごしていけたらいいですね。
最後までご覧いただき、どうもありがとうございました。
それでは今日もよい1日を!
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