春が近づいてくるとなかなか起きられない、という方も多いのではないでしょうか?春が近づいている季節の朝はとても寝心地が良く、私自身も目覚ましのアラームは聞こえたような気はしても、その後、二度寝、三度寝をしてまた眠りに入ってしまい、「ハッ」として起きた、という経験が何度かあります。
今回は【時には仕方ない?】寝心地が良すぎて、寝過ごしてしまった朝の対処法とは?というテーマで「寝過ごしてしまった時の対応」について、私自身の解決策をお伝えします。
この記事を読むと
寝過ごしてしまった朝・・・
「春眠暁を覚えず(しゅんみんあかつきをおぼえず)」
(中国唐代の詩人孟浩然(もうこうねん)の漢詩『春暁(しゅんぎょう)より)
春の夜はまことに眠り心地がいいので、朝が来たことにも気付かず、つい寝過ごしてしまう。(デジタル大辞泉より引用)という意味だそうです。まさにその通り!とにかく本当に寝心地がよかったので、起きられず眠りに落ちてしまったということが、特に春先は何度もありますよね。
私自身も、特に春先は何度も寝過ごしてしまった経験があります。例えば気がつくと目覚ましのアラームからすでに30分以上が過ぎてた、という事もありました。
反省するも何もそんな暇はありません。一瞬頭が真っ白になりましたが、すぐ我に返りそこから慌てて起きて、心拍数が急上昇しているのを感じながら、ドタバタといつもやっている事を全てやろうとします。しかし、いつも通りにはいきません。とにかく時間が足りないのです。
全てやろうとする事自体「無駄な抵抗」です。結局、最低限の支度を超高速で行いヘトヘトになって会社へ行きました。朝の時点で1日のパワーを使い果たしてしまったといった感覚。そんな朝を何度も経験した私の解決策はズバリ「時間がない時は必要でない事はしない!」という事です。
時間がない時は時間がないという事を認識して優先度の高い事だけに集中し、それ以外は妥協する。私の経験上これが最適解ではないかと思います。
寝過ごすと大変な訳
主婦である私にとって、朝はとても忙しい時間帯です。
朝の30分は、自分的には日中の数時間に匹敵します。それはなぜかというと、とにかくやることが多いのです。また自分の事だけをして、自分だけサッサと仕事に出掛ける、という事がなかなか難しいのです。
我が家では子供達が自分の事を自分でできる年齢になったのでまだいいのですが、子供達がまだ小さかった頃は、もう本当に大変なんてものではありませんでした。
家族の朝ごはんの準備、洗濯、お風呂掃除、ゴミ出し、お弁当作り、食後の食器の片付け…思いついただけでも毎朝これだけ多くの家事をこなします。
いくつかを同時進行で、更に出掛ける時間に間に合うようにやるのです。「家族の為」と言ってしまえばそれまでですが、あらためて主婦(主夫)ってすごいよなぁ、と思ってしまいます。
主婦歴が長くなってくるとだんだん日々のやる事が習慣化されて、少々寝ぼけていても体は自然と動いていたりします。ただこれが寝過ごしてしまった時には、いくらベテランになっても、いつも通りの家事を全てこなそうとするとやはり大変な事になります。
無理をすると、ろくなことがない
以前の私は、寝過ごした朝もいつもと同じように、とにかく手足を動かして「モーレツなスピード」でドタバタといつもと同じ事を全てやろうとしていました。
その結果、見事に失敗!という事が多々ありました。以下は私の失敗の一例です。
- 洗濯機のスタートスボタンを押したつもりがしっかり押していなくて、さあ洗濯物を干そう!という時にまだ洗濯前だった。
- 卵焼きを作ろうと卵をボールに割ったつもりが、流し台の中に「ボトン!」と卵の中身を落としてしまった。
- アルミホイルを使おうとしたら手が滑って、ロールが床に長ーく出てしまって、まるでレッドカーペットみたいになってしまった。
これらはほんの一例です。本当に慌てるとろくなことがありません。
時間がないのが現実だと知る
今回は【時には仕方ない】寝心地が良すぎて、寝過ごしてしまった朝は?というテーマで、寝過ごしてしまった時の私の数々の失敗談と、寝過ごした時の私が思う最適解についてお伝えしました。
時間がないのに根性で全てやる!という事は,やはりなかなか難しいので、必要最低限の分だけ、と妥協するのがいいようです。
洗濯は帰ってきてからやれば、次の日の朝にはいつも通り洗濯機を回せます。食器も帰ってきてから洗っても夕飯に使う分は充分間に合います。ゴミ出しは次回のゴミ出しの日にスライドさせてもいいし。
「いつもと同じようにやらない朝があってもいいじゃない」って今の自分は思います。寝坊した次の日の朝は、おそらく寝坊しないで起きれるでしょうから。
時間がない時はそれなりの対応で全然大丈夫!今日も元気に過ごせたらそれでいいのです。そう考えられるようになり、歳とともにだいぶ楽観的になった自分がいます。
寝過ごしてしまった朝があるという人はかなりいると思いますが、寝過ごしてしまったからといって、人生が終わるわけではありません。「仕方がない」と割り切って、気持ちを切り替える、とりあえず現状を乗り切る、同じような事が起こらないように対策を考える、という事が重要です。
何かの参考になれば大変嬉しく思います。それでは、今日もよい1日を!
コメント