あなたは家計簿をつけるのは何の為だと思いますか?
家計簿というと、買い物をしたレシートを家に持ち帰り、項目ごとに分類して電卓で計算して支出の欄に日々書き込んでいく、というイメージがあり、何だか面倒に思う人も多いかもしれませんね。
毎日家計簿をつけるのってすごく大変なイメージがあるのよね
家計簿をつける為に、いちいちレシートを持って帰るのって面倒だよね
実際に日々きっちりと家計簿をつけている人もいると思いますが「これから家計簿をつけて、家計管理をしっかりやろう!」と思っても、なかなか続かないという人も多いのではないでしょうか?
私は主婦歴が20年以上となった現役の主婦ですが、以前は実際に家計簿をつけても長続きせず、家計簿をつけていない期間もかなりありました。
しかし最近になって「このままではいけない!」と考え直し、数年前からスマホのアプリで家計簿をつけるようになり現在も進行中です。
まずは家計簿をつけるのは何の為なのか?家計簿のメリットやデメリットはどんな事があるのか?を知っておけば、自分にはどんな方法が合っているのかを見つけやすくなるのではないかと思います。
今回は家計簿のメリットとデメリット、目的について【現役主婦の実体験から紹介】というテーマでお伝えします。
この記事を読むと家計簿をつけるメリット、デメリット、家計簿をつける目的、自分に合った方法を見つけるコツについて知る事ができます。
家計簿のメリット、デメリットとは?
当たり前のことですが、毎月の収入の範囲内で支出を抑えられれば、生活する事ができます。
それでは実際にあなたは、自分の家庭の収入と支出をしっかり把握できていますか?
ちなみに私自身はすべて完璧には把握できておりません(笑)
しかし収入をはるかに超える支出があると、本当に大変だという事も今までに経験してきました。
そこで完璧とまではいかなくても、ある程度の支出を把握する事が大切だと実感し、簡単な家計簿をつけて、月々どれくらいの支出があるかくらいは把握できるようしています。
全く家計簿をつけていなかった時と現在を比べると、明らかに現在の方が家計の状態が良くなってきているので、家計簿はつけた方がいいのではないかなと思っています。
まず家計簿をつけるメリットには以下のようなものがあります。
- 月々の支出が把握できる
- お金の使い方が計画的になる
- 無駄な出費を抑えよう意識するようになる
私自身もそうでしたが、全く収入と支出を把握していないと、大体の感覚や曖昧な記憶で「大体これくらいかな」という感じで過ごしてしまいます。
しかし、人の記憶は本当に自分に都合のいいように考えてしまうもので、自分ではあまりお金を使っていないと思っていても、知らず知らずのうちに支出がかさんでしまっている事がよくあります。
「ちょっとコンビニに寄る」とか「必要なものはないけど、とりあえず何か買っておこう」という事を続けていると、あっという間に支出が増えてしまうという事はよくある話ですよね。
月々どれくらい支出しているのか、それらは何に使われていたのかを把握すると、必要なものと必要でないものが分かってきます。
お金に対する意識が変わってくると、「今週の予算はこれくらい」とか「今週は少し予算をオーバーしそうだからこの買い物は来週にしよう」など、お金の使い方が計画的になってきます。
そして予算をオーバーしそうになれば「これは本当に今必要なのか?」と考えるようになり、その予算内で抑える為に無駄な支出を減らそうという意識がはたらきます。
このように家計簿をつけると、お金に対する意識が変わるというメリットがとても多いのではないかと思います。
しかし家計簿にはメリットだけでなくデメリットもあります。
家計簿のデメリットは以下のようなものです。
- 家計簿をつけるのがめんどくさい
- 家計簿をつけるだけで満足してしまう
- 家計管理をするのが大変だと思ってしまう
家計簿をつけるのってとにかくめんどくさいですよね。
スーパーで買い物をしたり、ホームセンターで日用品を買ったりと、その度にレシートをとっておき、家に帰ってから分類して計算機で計算して、日々の支出を家計簿に記録して、となると本当に面倒ですよね。
仕事や家事で疲れていると「毎日そんなめんどくさいことやってられない」という事で「やっぱりやーめた」となってしまう事が多いようです。
また日々家計簿をつけていても、家計簿をつけるだけで満足してしまうという事もあります。
結局使った分を書いて終わりという事では、その結果が何の役にも立たず家計簿をつけるというより、使った分の金額を記録するに留まり、家計に対する効果はほとんどありません。
そして家計簿を日々つける事が大変だと思ったり、家計簿をつけても何も効果がないと分かると、家計管理そのものが大変だと思ってしまい、苦手意識が大きくなってしまいます。
その結果、家計管理ができず、予算も計画もなくお金を使ってしまったり、節約生活をやめてしまったりというように、収入と支出のバランスも崩れていってしまいます。
家計簿をつける目的とは?
それでは家計簿をつける目的は一体何でしょう?
簡単にいうと「しっかりと家計を管理して計画的に貯金する」ということではないでしょうか?
収入の範囲内で生活をする為に、現状の生活を見直して節約できるところを見つけ、節約できた分を貯金する、という事ができれば、家計簿をつける意味があると思います。
しかし家計簿をつけても、毎月支出が多くなってしまい、ローンを組んだり、リボ払いをしたり、借り入れをしたりという事では、家計簿をつけてもほとんど意味がありません。
どんな目的で家計を管理するかによって、家計簿の内容も変わってくると思います。
自分は家計簿をつけることによって何を知りたいのか?家計簿をつける事で何の効果が期待できるのか?をよく考えて、自分の目的に合った方法で家計簿をつける事が大切だと思います。
自分に合った方法を見つけるコツ
家計簿をつける目的を知った上で、その目的を達成するにはどんな方法があるでしょう?
結論からいうと、どれがいいか迷っている間に、とりあえず何かやってみるのがコツです。
私自身は、過去に家計簿を手書きでやってみても、あまり長続きしなかった事もあり、家計簿をつけるのには苦手意識がありました。
その苦手意識により、しばらく家計簿はつけていなかったのですが、その為、収入と支出のバランスが崩れていても気づかず、大変な思いをした時もありました。
しかし何かしなければ、さらに大変なことになると気付き、どうすればいいか探していたところ、スマホのアプリで写真を撮るだけで簡単に家計簿をつける事ができると知りました。
試しにその方法でやってみたところ、これが本当に簡単で、手書きでは続かなかった自分でも数年ほど前から始めて、今でもほとんどストレスなく続けられています。
スマホさえあれば、買い物をした直後に写真を撮るだけなので、本当にどこでも家計簿がつけられます。
私は収入の範囲内で支出を抑える事が一番の目的ですから、あまり細かい区分は必要なく、食料品、日用品、美容・化粧品、ガソリン代、光熱費、交際費くらいの区分で、大体どれくらい支出があるのかを把握し、その予算を超えない程度で生活するようにしています。
そして毎月の貯金分を予算に組み入れることで、少しずつでも蓄えが増えています。
家計簿をつけていなかった頃に比べると、大体でも予算が頭に入っているので、衝動買いや不要なものを買うという事がほとんどなくなりました。
家計簿をつけて大体どれくらいを使っているかを知るという目的と、予算を立てその範囲内で支出を抑えるという効果が現れ、かつ貯金もできるようになり、とても助かっています。
家計簿をつける目的、自分に合った方法は人それぞれなので、とりあえず何かやってみて、合わなかったら別の方法を探してみる、というようにまずは行動する事が大切だと思います。
まとめ
いかがでしたか?
今回は家計簿のメリットとデメリット、目的について【現役主婦の実体験から紹介】というテーマでお伝えしました。
家計簿をつけるメリットは次のような事があります。
- 月々の支出が把握できる
- お金の使い方が計画的になる
- 無駄な出費を抑えよう意識するようになる
また家計簿のデメリットは以下のようなものがあります。
- 家計簿をつけるのがめんどくさい
- 家計簿をつけるだけで満足してしまう
- 家計管理をするのが大変だと思ってしまう
そして過去に何度も手書きの家計簿をつけてみても、あまり長続きしなかった自分の経験も踏まえてお伝えしました。
大切なのは「しっかりと家計を管理して計画的に貯金する」という目的を達成する為に、まずはやってみる事が自分に合った方法を探すコツだという事です。
家計管理はこれが答えというものはありませんが、各自がそれぞれの目的にあった方法を探し、自分が納得できればそれが正解だと思います。
色々な方法を試してみて、自分に合った方法を見つけ、日々心に余裕を持って過ごせたらいいですね。
最後までご覧いただき、どうもありがとうございました。
それでは、今日もよい1日を!
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