いつもご覧いただきありがとうございます。さて今回は初めての一人暮らしをスタートした頃の我が家の息子の話です。
春は様々な事がスタートする時期です。進学や就職など新年度になると生活の変化が訪れるという方もいるでしょう。初めての一人暮らしは、一人暮らしをする本人はもちろん親や家族も夢や希望と共に何かと不安や心配も多いものです。
「初めての一人暮らしって一体どんな感じなんだろう?」「一体何から始めればいいの?」と思う方もいるかもしれません。そこで今回は初めての一人暮らし、物件探しの実例を紹介【我が家の息子の場合】と題して、長年住んできた実家を一旦離れ初めての一人暮らしをスタートしたうちの息子の様子や親の視点から私自身の考え方も紹介します。
この記事を読むと、初めて一人暮らしを始める時の物件探しの一例や親の視点から見た物件探しの考え方なについて知る事ができます。
初めは物件の条件を確認
初めての一人暮らしで物件の条件はとても大切です。「見た目がいいから」とか「自分の憧れの間取りだから」とあまり考えずにパッと決めてしまうと後悔する事も少なくありません。あまりにも学校や職場から遠かったり、家賃が高すぎるなどの問題が出てくる恐れがあるからです。立地条件や必要経費など様々な条件について、ある程度は検討する事がとても大切なのです。
我が子の一人暮らしの物件探しも、いよいよ本格的な準備の段階に入った頃になり、兄二人の一人暮らしの経験をもとに当時のよかった事、よくなかった事を何かと思い出しながら準備に入りました。
我が家では息子の進学先が決まってから本格的にひとり暮らしの準備を始めました。第一段階としてまずは住む地域を探し始めました。
部屋探しを始めたのは入学の4月から4ヶ月前の12月の事です。我が家の息子の場合は進学での一人暮らしスタートだった為、学校が決まらない事には具体的な事は絞り込めなかったので、進学先が決まるまではある程度の範囲内で少しずつ調べました。
今の時代はインターネットの普及で色々なことが調べられます。スマホ1台で実際にその場所に行かなくても家賃、物件の周囲の状況、部屋の間取り、初期費用などなど、実に詳細な面まで比較できます。「とてもいい時代だなぁ」と思いながら、私自身も夜遅くまで色々な物件をインターネットで検索し、様々な物件を閲覧しました。
まずは立地条件
さてようやく我が家の息子の進学先が決まり物件探しが本格化してきたところで、私がまず重要視したのは物件の「立地条件」です。
「学校から近くて家賃も手頃な物件がないか?」と日々ネットで検索しました。「人気のある物件は本当にタッチの差で契約ができたりできなかったりする」と以前、兄の物件探しの時に聞いたことがあります。
前日は掲載されていた物件も、次の日に見てみると「掲載終了」というものも数多く見かけました。「やはり条件がいい物件はすぐ契約が決まってしまうんだなぁ」ということを実感しました。そのような物件はやはり人気でしたが、私としてはできるだけ公共交通機関に頼らず「徒歩や自転車で通学できる事」が第一の条件でした。
交通機関を使うということは、単純に学校から住む所までの距離が遠いという事ですし、当然ながら交通費もかかります。家賃が安くても、交通費をプラスすればそれなりの金額になります。また、何かのトラブルで交通機関がストップしてしまう事も考えられます。
毎日の通学を考えれば「交通機関を使わず自転車や徒歩で通学できる!」という事は重要ポイントだと私は思っています。
そして家賃
そして次の検討事項は「家賃」です。予算にかなり余裕があれば、あまり悩まず決められるのでしょうが、我が家はそこまで経済的な余裕があるわけではありません。その為私自身は「家賃を抑え、その分を食費や生活費に回そう!」という考え方でした。
息子に聞いたところ、最低限の条件は「ネット環境が良い、エアコンあり、お風呂とトイレが別」との事でしたので、その条件を満たしている物件を中心に、日々ネットでいろいろな部屋を比較・検討しました。
夜遅くまでという場合も度々あり、少々寝不足にはなったものの全然苦痛には感じませんでした。「どんな部屋がいいかな」とあれこれ見るのも、息子に「こんな部屋の感じはどう?」とか「この広さはどうかな?」と相談しながら色々話をするのも親子の会話が増えてとても楽しかったものです。
いよいよ決定!
いよいよ本格的に決定すべき時期になった頃には、何十件、何百件と見たり調べたりしましたが、ようやく何件かに絞り込み、気になった物件を不動産会社に確認という段階にまで漕ぎ着けました。
気に入った物件について、契約できるかどうか確認したところ「まだ大丈夫ですよ」という事で一番気になった物件を仮押さえしてもらいました。
私たちが訪ねたのはとても良心的な不動産屋さんで、細部まで心配りしてくれ、大変気持ちの良い対応でした。不動産屋さんへ連絡後、私たちは実際に担当の方に案内して頂き、その物件を見学しに現地へ出向きました。
車で案内してもらいネットで何度も見たその部屋の条件、状態を確認。期待以上の物件だったので1件目であっさり決定しました。「今までの下調べは無駄ではなかったなぁ」と実感した瞬間でした。
ある程度希望の物件をピックアップしておくと何も準備しないで不動産屋さんに行って色々探すより、断然スムーズだなぁと実感しました。これは兄の時の物件さがしの経験が生かされたのだと感じます。
事前の下調べには多くの時間が掛かるかもしれませんが、時間を掛けて事前に色々と調べ、良い物件が見つかった時の喜びは大きいものです。数年住むことになる部屋なので、比較・検討にある程度の時間や労力を掛けることは無駄ではないと思います。
まとめ
今回は初めての一人暮らし、物件探しの実例を紹介【我が家の息子の場合】というテーマでお伝えしました。
我が家の息子の初めての一人暮らし、物件探しは次のようなステップで進めました。
- 物件の条件を絞る
- 立地条件を確認
- 家賃の検討
部屋探しをする際にはいろいろな理想や希望はあると思いますが、全てを思い通りに叶えるのはとても難しいものです。しかしその中で「これだけは必要」という条件を満たし、更に自分の範囲内でできるだけ理想に近づけるという事は可能です。
様々な経験をもとに実際に良い結果になると、満足感や達成感が得られとても嬉しいものです。今回の内容がこれから初めての一人暮らしをする方や、その家族や親御さんの参考になればとても嬉しいです。
最後までご覧いただきどうもありがとうございました。それでは、今日もよい1日を!
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