日々子育てをしていると、いつもいい事ばかりではない、というのは親ならば誰しも経験した事があるのではないでしょうか?
たとえ可愛い我が子だとしても、時にはわがままを言ったり、言う事を聞いてくれなくて、どうしていいか分からない事もありますよね。
時には子供が親とは全く違う考え方をしていたり、予想とは全く違った反応をする場合もあるものです。
そんな時、親は一体どの様な対応をするべきなのでしょう?
私自身、3人の息子の子育てを経験してきましたが、その中で自分を含め色々な親御さんたちも見てきました。
子供達が社会人となった今、思い返すと自分も子育てで色々な経験をしてきたからこそ分かる事がたくさんあります。
今回は【親子の悩み解消】親は子供をしっかり見守って育てるという事の大切さというテーマでお伝えします。
この記事を読むと、子供をしっかり見守って育てる事の大切さ、見守って育てられた子供はどうなるか?について知る事ができます。
しっかり見守る子育てとは?
あなたはしっかり見守る子育てというのは、どのような事だと思いますか?
「とりあえず子供が見える範囲にいれば、親は何をしていても大丈夫」と考え、子供を見るよりもスマートフォンを見ている時間の方が多かったり「ずっと近くにいなくても、たまに見に行けばいいかな」と何かをしながら、その場をちょくちょく離れていたのでは、しっかり見守っているとは言えません。
私はしっかり見守るとは、以下のような事だと思っています。
- 子供が何かしようとしているのを、慌てずじっくり待つ
- 手出し口出しは極力避け、子供の力を信じてひたすら待つ
- 子供の状態に合わせて、親が程よい距離を取る
これらは文字にしてみれば、簡単に思えるかもしれませんが、実はかなり根気のいる大変な事です。
親は仕事をしていれば、職場へ行かなくてはなりませんし、日々様々なスケジュールもあります。
子供をじっくり見守るのには、数分ではとても足りません。
何時間も見守ると言うのはなかなか大変なのですが、時間の許す限り、親がしっかり子供の様子を見て、子供が何をしようとしているのかをじっくり見守る事が、子供が安心して自分の世界を広げていける事につながっています。
また子供が何かをしようとしているのを、親が急かさずに慌てずじっくり待つのは、だいぶ根気のいる事です。
しかし、そのじっくり待った時間は、後できっとその何倍もの成果につながると思えば、すぐには効果が分からなくても、後できっと実感できる時がきます。
子供は親が思う以上に色々な事ができる力を持っているもので、その力は可能性に満ち溢れ、未来へとつながっているのです。
子供も親もその日によって状態が違いますが、その状態に合わせて程よい距離を取る事は、すぐにできる事ではないかもしれません。
その距離感は子供を見ているうちに、徐々に分かってくるものだと言えます。
しっかり見守られて育った子供は、自分の力で考え、自分で行動する力が身についていきます。
それには時間が掛かりますが、子供の人生全体からみれば、ほんの一部の時間にすぎません。
日々のしっかり見守る子育ては、継続していく事、忍耐強く待つ事が大切ですが、子供の成長した姿を見れる事ができれば、その大変さも報われますよね。
そして親が手出しや口出しはせず、子供の成長を暖かく見守ことができれば、子供の自主性も育まれて、自分で考える力が身に付きます。
この自主性と自分で考える力は、大人になっても、とても役立つものです。
親が先走って手を出したり、口を出したりせずに根気強くしっかり見守る事で、子供は自分で考えて行動し、経験していく機会が増えていきます。
しっかり見守る事のメリットとデメリット
ここまで「しっかり見守る事」についてお伝えしてきましたが、しっかり見守る事にはメリットもありますが、実はデメリットもあるのです。
しっかり見守る事のメリットは以下のような事です。
- しっかり見守ると子供は安心して自分の世界を広げていける
- しっかり見守ると子供は自分で考える力が身につき、自主性が育まれる
例えば子供が遊んでいる時、親がしっかり見守る事で、子供は親が見てくれているの時々を確認しながら、安心して遊ぶ事ができます。
安心して心が落ち着いた状態で遊ぶ中で、子供は色々な事を経験し、自分の頭で考え、選択し、たとえ失敗しても、どうすればいいのかを自分の力で探し出す事を覚えていきます。
それらの中から得た経験は、子供のやる気や自主性、自立心などを育むのにとても大切なものです。
そして、しっかり見守る事のデメリットは以下のような事があります。
- しっかり見守るには時間が掛かる
- しっかり見守るのは忍耐力が必要
しっかり見守る事は大切ですが、その為には時間と忍耐力が必要です。
忙しく過ごしている親にとって、その時間を取る事がなかなかできないという方も多いかもしれません。
しかし工夫して時間を作る事で、0を1にする事はできるはずです。
少しずつ工夫しながら時間を作り、忍耐強く子供をしっかり見守る事が、結局は子供が自立し、自分のことは自分で進んでやっていける力を持つ事に繋がるのですから、親もここが頑張りどころだと言えるでしょう。
まとめ
今回は【親子の悩み解消】親が子供をしっかり見守って育てる事の大切さというテーマでお伝えしました。
しっかり見守るとは、次のような事だと言えます。
- 子供が何かしようとしているのを、慌てずじっくり待つ
- 手出し口出しは極力避け、子供の力を信じてひたすら待つ
- 子供の状態に合わせて、親が程よい距離を取る
またしっかり見守る事のメリットは次の様な事です。
- しっかり見守ると子供は安心して自分の世界を広げていける
- しっかり見守ると子供は自分で考える力が身につき、自主性が育まれる
そしてしっかり見守る事のデメリットには次の様なものがあります。
- しっかり見守るには時間が掛かる
- しっかり見守るのは忍耐力が必要
子どもには親が思っている以上に、自分でできる事がたくさんあり、その可能性は無限に広がっています。
その可能性を広げるには、親の接し方がとても重要になってきます。
子供の未来の為に「親としてできる事は何か?」をじっくり考えながら子育てしていけたらいいですね。
最後までご覧頂き、どうもありがとうございました。
それでは、今日もよい1日を!
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