毎年行くのが私にとっての当たり前、お墓参りをする理由とは?【春彼岸の頃】

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家族の事

暑さ寒さも彼岸までと申しますが、これを書いているのは3月中旬。そろそろ春のお彼岸がやってきます。私はこの時期には毎年お墓参りに行き、墓前で手を合わせます。

住んでいる場所により、なかなかお墓参りに行けないという方もいると思います。私自身は車で数分のところに墓地がある為、お墓参りはわざわざ行くというようなものではなく、とても身近にあるという感じです。

お彼岸やお盆になると、私は「まずはお墓参り」という感覚で、その時期にお墓参りをしないとなんだか落ち着かないような気がしてきます。

今回は毎年行くのが私にとっての当たり前、お墓参りをする理由とは?【春彼岸の頃】というテーマで、あらためて自分はなぜお墓参りに行くのか?について考えてみました。

この記事を読むと、私自身がお墓参りに行く理由、お墓参りをすると心が落ち着くのはなぜか?などについて知る事ができます。

しばらくお墓参りいっていないなぁという方もいると思いますが、何か参考になれば嬉しいです。

私はなぜお墓参りに行くのか?

春分の日を中日としての1週間を春彼岸といいます。我が家ではだいたい国民の休日である春分の日にお墓参りに行きます。ふと「私はなぜお墓参りに行くのか?」というふうに思いました。。

答えはすぐ出ました。「お父さんとお母さんに会いに行きたいから」です。私の両親は自分が19歳と21歳の時に亡くなりました。両親ともとても優しい人達で、私と弟に、たくさんの愛情を注いで育ててくれました。

4人家族の楽しく幸せな思い出がいっぱいあります。二人とも若くして病魔に襲われ、まだまだ人生これから、という時の事でさぞ心残りだったと思います。弟と私も最近両親が亡くなった年齢を超えました。

お互い別々の世帯ですが、近くに住んでいるので、時間がある時は一緒にお茶しながら話をします。「お父さんもお母さんも、まだまだ若かったなぁ…」とよく思います。

自分たちが何歳になっても、親は親です。「お墓には両親が眠っている。少しでも親に近い所で自分の素直な思いを伝える為にお墓参りに行く。」

「お墓参りに行くのは本当にごく自然な気持ちの表れなんだなぁ」と改めて思いました。

心が落ち着くのはなぜ?

我が家のお墓参りは、近くにある我が家のお墓、それから私の実家のお墓へ行きます。季節の花、団子、お菓子、果物、おこわやぼたもちなどをお供えし、お線香をあげ、手を合わせて拝みます。

団子を作ったり、果物やお供えの準備、仏壇にもお膳をあげて、煮物や漬物を準備して、朝も早くから色々と準備して、午前中の早い時間にお墓参りに行きます。

子供達も小さい時から一緒にお墓参りに行っているので「お墓参りに行くよ〜」と言うと文句も言わず一緒についてきます。そして、お墓にお線香をあげてを合わせます。

私自身、お墓参りをした後はとても心が落ち着きます。心が浄化されるというか、とても清々しい気持ちになります。それは「両親やご先祖さまは遠くから私たちを見守っていて、力を与えてくれているからでははないかなぁ」と思うのです。

せめてもの親孝行

私の父が亡くなった時、父の友人が私に言った言葉があります。「親が亡くなっても、親孝行はできるんだよ…」この言葉は何十年経った今も私の心に深く残っています。

自分にできる事は、お父さんとお母さんの分も生きて、子供である私が悔いのない人生を歩んでいく事だと思っています。直接会って話はできなくても、心で思って気持ちを届ければ、きっと受け止めてくれていると。自分たちが充実した日々を過ごしている姿を見せる事がせめてもの親孝行なんじゃないかなぁと思うのです。

「お父さん、お母さん、あなた達の子供はこうして毎日元気に過ごしていますよ!」という事を伝える為に、この春彼岸もお団子を作ってお花を持って会いに行こうと思います。

今回は毎年行くのが私にとっての当たり前、お墓参りをする理由とは?【春彼岸の頃】というテーマで私がお墓参りに行く理由、お墓参りをすると心が落ち着くのはなぜか?という事についてお伝えしました。

「しばらくお墓参りに行っていないなぁ」というあなたも今度時間を作ってお墓参りに行ってみたり「行きたくてもなかなかお墓参りに行けない」というあなたはその場で手を合わせたりして自分の思いを伝えてみてはいかがでしょうか?

最後までご覧いただきありがとうございました。それでは今日も、よい1日を!

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