子育てにあまりにも熱心で頑張りすぎる親は、子供にどんな影響を与えると思いますか?
例えば「小さい頃から勉強させないといけない」「〇〇という教育法が子供にはおすすめ」「脳が活性化する食べ物は…?」などいろいろな情報をなんでも信じ「子供の為に!」と世の中の情報を片っ端から試してみたり、完璧な子育てを目指そうとする親は、子供に様々な影響を与えます。
私自身も3人の子供を育ててきましたが、以前はかなり子供の事に頑張りすぎていた時期がありました。
しかし親があまりにも頑張りすぎると子供にいい事ばかりではないことを痛感しました。
今回は私自身の経験などをもとに【知っていますか?】あまりにも頑張り過ぎる親が子供に与える影響3選というテーマでお伝えします。
この記事を読むと、親があまりに頑張りすぎると子供にどんな影響があるのか?親があまりにも頑張りすぎなくていい理由について知る事ができます。
今まさに子育て中の方や、これから子育てを経験する方の参考になれば嬉しいです。
親が頑張り過ぎると子供にどんな影響があるのか?
日頃から「子どもの為に」と思って、見るもの聞くものを片っ端からやってみようとしていませんか?
そのような環境で育った子供は親が言う事を当たり前だと思って、親の言う通りに行動する事でしょう。
しかし完璧な子育てを目指すあまり、あれもこれもと色々な事に頑張りすぎてどんどんエスカレートしていくと子供には様々な影響があります。
親があまりにも頑張り過ぎると、次の3つのような影響があるかもしれません。
- 親の期待が大きすぎて子供を苦しめてしまう
- 子供が親の顔色ばかり気にするようになる
- 自分ひとりでは何も決められない
親が「子供の為に」と思ってなんでもやってしまうのは、親が子供に期待をしているからだと思います。
しかしあまりにも期待が大きすぎると子供を苦しめてしまう事にもつながります。
「将来いい学校に行って、いい会社に入ってもらいたい」「お金に困らずいい生活をしてもらいたい」と子供の将来を案じてのことだと思いますが、それは子供が本当に望んでいることでしょうか?
「あなたの為に、私は一生懸命頑張っているのよ」という気持ちがあるかもしれませんが、実際は子供の為ではなく、親が自分の気持ちを満足させるためにやっていると言う事も少なくありません。
子供にプレッシャーをかけたり、やりたくないことを強制してしまうのは、子供の自立を妨げてしまう事にもつながります。
そして、常に親がなんでも一生懸命にやってしまうとそれを見ている子供は、親は色々やってくれているんだから…と親の顔色ばかり気にしてしまうようになってしまいます。
常に親の顔色をうかがいながら、親の意見を優先するという事を繰り返していては、子供の自立を妨げる事にもつながります。
またなんでも親の言う通りにばかり行動している子供は自分一人では何も決められない大人になってしまいます。
「大人になれば自分のことぐらい自分で決められるでしょ」と思うかもしれませんが、それまで自分で選択することなく過ごしてくれば、大人と言われる年齢になってもなかなかできないのが現実です。
親があまりにも頑張りすぎなくていい理由とは?
ここまで親が必要以上に頑張り過ぎる事は子供の為にならないばかりか、あまりいい影響がない事を紹介してきました。
親があまりにも頑張りすぎなくていい理由は以下のとおりです。
- 子供はそれぞれ性格や考え方が違う
- 子育ての正解はみんな同じではない
- あまりにもハードルを高くして頑張りすぎると疲れてしまう
子供はみんな同じではなく、たとえ兄弟でもそれぞれ性格や考え方が違います。
そして親と子は全く同じではありません。
この事に気づいていないと、親は子供を全て同じだと考えたり、自分の一部だと勘違いしてしまいます。
そして子育ての正解はみんな同じではありません。
私自身も以前は、子供の事にあまりにも頑張り過ぎていましたし、少し勘違いもしていました。
育児書を読んだり、色々な情報や人に聞いた話を鵜呑みにして「◯歳までに〇〇できなければならない」とか「この方法がいいと本に書いてある」というように、完璧な子育てを目指していた時期は、本の通りにいかないと焦ったり、周りと比べて一喜一憂していたものです。
しかし子育てをして色々と経験していくうちに、実際に本の通りにならなくても、子供達はすくすくと成長していく事を知りましたし、周りと比べても、もともとが違う人間なのですから、違っていて当然だという事にも気付きました。
なんでも完璧を目指してハードルを上げすぎてしまうと、親も子供もしんどくなってしまいます。
自分のペースで、自分の好きなようにした方が、かえってうまくいく事がたくさんあったりするものです。
毎日忙しくて大変だと思っている方は、少しだけハードルを下げて気持ちを楽に過ごしてみると、何か別の考え方ができるかもしれません。
心にゆとりを持って、今しかできないそれぞれの子育てを楽しむ事がとても大切だと思います。
まとめ
いかがでしたか?
今回は【今しかできない子育て】あまりにも頑張り過ぎる親が子供に与える影響3選 というテーマでお伝えしました。
親があまりにも頑張り過ぎると子供には以下のような影響があります。
- 親の期待が大きすぎて子供を苦しめてしまう
- 子供が親の顔色ばかり気にするようになる
- 自分ひとりでは何も決められない
そして親があまりにも頑張りすぎなくていい理由は以下の通りです。
- 子供はそれぞれ性格や考え方が違う
- 子育ての正解はみんな同じではない
- あまりにもハードルを高くして頑張りすぎると疲れてしまう
全てに完璧を目指そうとすると、親も子も疲れてしまいます。
逆に親子でリラックスし、楽な気持ちで子供の個性を大切にして過ごした方が、ストレスもたまらずのびのびと過ごせるものです。
友達や兄弟と比べるのではなく、その子供自身の昔と今を比較することで、それぞれの目標や正解が見えてくるのではないでしょうか。
たとえ親子や兄弟でも、それぞれ別の人間です。
人はそれぞれ考え方も感じ方も違って当然だという事を理解し、互いの個性を尊重しあって日々快適に過ごせたらいいですね。
最後までご覧頂き、どうもありがとうございました。
それでは、今日もよい1日を!
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