「子は親を映す鏡」ということわざを聞いたことがありますか?
「子供のふるまいを見れば、その親がどんな親であるか知る事ができる」というような意味です。
私自身も思い当たる事が多々あります。
今回は【子は親を映す鏡】親が子供に与える影響が大きいというのは本当?というテーマでお伝えします。
この記事を読むと、親が子供に与える影響とはどの様なものなのかを知る事ができます。
子供は親の影響を受けて育つ
生まれたばかりの赤ちゃんは親と共に過ごし、自分で色々な事ができるようになるまで、親の言動を見たり感じたりしながら日々成長していきます。
その為、親の考え方や言動が子供の世界で大きな影響を持つという事は当然の事のように思います。
生まれてきた赤ちゃんは、家族の、とりわけ親の声や話を聞きながら育ちます。
もしかすると生まれる前からお腹の中でも聞いていたかもしれませんね。
…となると毎日聞いている親や家族の話が、大きな割合を占めているという訳です。
今は親である大人も同じように子供の頃、自分の親から多くの影響を受けて生活してきました。
毎日の生活を共にしている親子であればなおさらの事、子供の考え方や言動は、親が何を大切にしているか、どのように考えているか、どのような生活をしているかなどが反映されてくるのですね。
私自身も「やっぱり親子だね〜」とか「本当に親子そっくり!」と周囲の人から言われる事がありますし、自分も他の人を見ていると「親子だから似ているんだなぁ」と思う事がよくあります。
子供は親のことをよく見ている
小さな子供でも、観察力はとても優れています。
親が思っているより、子供は親の事をしっかり見ているものです。
心が純粋だから、少しの違いとか偽りも見えるのだと私は思います。
そしていつも一緒にいるからこそ、いつもと少しでも様子が違うとすぐ気付きます。
我が家でも、夫婦げんかで雰囲気があまり良くないところへ子供が来た時などは、私たちが取り繕ってけんかをしていないフリをしても、子供は一瞬でその空気を感じ取るようです。
また自分を必要以上に誇張して良く見せようとしても長続きしません。
自分を過大評価しない事も大切ではないかな…と最近よく思います。
結局自分の器以上の見せかけの器を作っても、いつか壊れてしまうような気がします。
人は人、自分は自分です。
自分の価値観で自分らしく過ごすのがいちばんだと私は思います。
親は子供の前ではどんなふうに過ごせばいいのかを考えてみると、毎日一緒に過ごしているのに、無理をしてすごくいい親のフリをすると、親も疲れてしまうと思います。
私自身、子供たちには「わりとなんにもできない母」だと思われているかもしれません。
料理をしてもそこまで上手ではないし、掃除だってすごく得意ではないので、家の中が「いつもピッカピカ」という事もありません。
以前はなんでもできる素敵なお母さんでいたいなぁ、なんて思った事もありました。
でも自分を取り繕って見せてもいつかは疲れてしまいます。
そんな事をしなくても「自然体で過ごせて、楽な気持ちで居られるのがいちばんいいんだなぁ…」と気付いてからはありのままの自分で過ごしています。
そうして過ごしている方が心地よい時間がゆったりと流れる事を知り、これこそが自分が求めていたもの…と思うようになりました。
自分の価値観で過ごす事の幸せを知ってから、とても有意義な日々を過ごしています。
幸せはまさに自分の心の持ちようなんだなぁとつくづく思います。
そういう親の姿が子供にも安心感を与えて、親子で何気ない日々を過ごすという幸せを見つけられたと思っています。
親はどのように過ごせばいいか?
子供は親の言動からたくさんのことを感じ取って日々過ごしていきます。
その親の価値観は子供に伝わります。
「親はどのように過ごすのがいいか?」私なりに見つけた答えは「自分の心に正直になる」そして「ありのままの自分で子供と接する」という事です。
親だって人間です。失敗もすれば間違える事だってあります。
そういう時は、素直に失敗を認め、自分が悪かったと気づいたら、必要であれば相手に謝ったり、なぜそんな事になったのかを考えて行動するのがいいのではないかと思います。
そうやって親が自分の心に正直に生きている姿を、そばにいる子供は感じ取って同じように自分に正直に生きていくのではないかなと思います。
「子は親を映す鏡」です。
親は自分の言動が子供に大きな影響を与えているという事を認識して、正直に真面目に、そして自分らしく過ごすことが大切だと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
それでは、今日もよい1日を!
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