我が家の三男が一人暮らしを始めて1週間。
実際に新生活を始めてみると、やはりあれもこれもと足りないものが出てきたようです。
私の仕事が休みの日にそれらを届けにいく事にしました。
世の中感染防止の為、不要不急の外出は控えるように!という事ですので、行き先は息子のアパートとトイレ休憩のみの限定で行ってきました。
今回は、新生活を始めて1週間のうちの息子の様子についてお伝えします。
今回は主人も一緒に
我が家の家族の誰もが三男が引っ越しをしてからは寂しい感じがしていて、食事中の話題といえばやはり三男の事が中心です。
「今日は何を食べたんだろうね」とか「寝坊しないで起きれてるのかな」とか・・・。
私が「仕事が休みの日、足りないものを届けに息子のアパートに行ってきます。」と言うと主人がすかさず「俺も一緒に行く。」との事でした。
引っ越しの時は仕事で行けなかったので、機会があれば行きたかったようです。
「アパートに足りないものを持っていくだけで他のところには行かないんだよ。」と告げると、それでもいいとの事で、息子の顔を見れるだけで十分だという親心なのですね。
・・・という事で、お互い何かとタイミングが合わず、休みの日もなかなか夫婦で一緒に出かける事がなかったのですが、息子に会える嬉しさで会話も弾み楽しいドライブとなりました。
息子も待っていた様子
息子の方も少しは心待ちにしていたのか、早朝からメールで「何時ごろ着くの?」との事。
「やはり少しは寂しい気持ちもあるのかな」なんて思いながら車を走らせました。
途中で寄るのは、トイレ休憩のみ。
マスクは必須、手洗い、消毒は念入りに・・・。
車の中でももちろんマスク。
このご時世なので、感染拡大には本当に気をつけて移動しました。
ようやく息子のアパートに到着、主人は今回が初めての訪問です。
「何号室だっけ?」と、とにかく早く息子の顔が見たい様子でした。
玄関先に着き「ピンポーン」と鳴らすと、息子がすぐに鍵を開けて、ドアが開きました。
「おはよう、元気にしてた?」というと、はにかみながら「うん」という息子の顔がとても印象的でした。
ほんの数日顔を見ていないだけでしたが、とても嬉しい再会でした。
少し大人になったみたい
今回は実家から待って行ったものを息子に渡すだけの訪問ですが、それでもとても嬉しいものでした。
一人暮らしを始めて、食事を作ったり、食器を洗ったり、お米を研いだり、洗濯したり、朝起こされなくてもひとりで起きたり・・・。
息子にとっては全てが初めての事ですが、一人で色々と考えながらやっているようでした。
「戸締りと火の元はしっかりみてね」と毎回何かの度に言っていますが「一度だけ鍵を閉めないで出かけてしまった」という事で・・・。
すぐに気がついて戻ったそうですが、そうやって一つずつ小さな失敗を繰り返して前進していくのだなぁ・・・と思いました。
この「実際にやってみて分かる事」というのがとても大切な事だと私は思います。
どんな事でも誰かに言われて、頭では分かったつもりでも実際にやってみて、うまく行かなかったり、小さな失敗をしてしまったりしながら色々な事を体験して覚えていきます。
頭でわかったと思っても、実際やってみると「あれ?これはどうやるのかな?」という事が本当にたくさん出てきます。
うちの息子もこれからたくさんの経験を積んで大人になっていくのだと思います。
ゴミの分別がよく分からないというので、ゴミの出し方のパンフレットを一緒に見て「これは家庭ゴミ、これはプラスチックごみ、これはどっちかな・・・。」とゴミの分別でさえ一緒にやると、とても楽しかったです。
主人も私も遠出して体は少々疲れたものの、息子の顔を見てたくさん元気をもらって帰ってきました。
帰りの車でも「少し大人になったみたいだな・・・」と言いながら、元気に頑張っている様子が見れてよかったという気持ちでいっぱいでした。
まだスタートしたばかりの新生活ですが、たくさんの経験は後に息子の財産となる事でしょう。
これから知らない事、分からない事をたくさん経験し自分で解決しながら少しずつ成長していきます。
私自身もあまり口出しせず、少し遠い所から見守っていこうと思います。
本当は毎日でも電話して声が聞きたいところですが、その気持ちをグッとおさえて過度に干渉しないように・・・と思っています。
お互いに親離れ、子離れがうまくできる様にしていけたらいいなと思っています。
以上、今回は息子の新生活スタートから1週間が過ぎた時の様子を紹介しました。
子供の頑張っている姿は、親にとって本当に励みになりますね。
それでは、今日もよい1日を!
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