もともと他人だった二人が結婚して夫婦になり一緒に生活していると、仲良く笑顔で過ごしているばかりでなく、時には互いの意見が合わなかったりする事もあります。
場合によっては意見の食い違いから口論となり、しだいに夫婦ゲンカに発展してしまうという事もあるかもしれません。
子供がいる家庭でも、時にはふとしたきっかけで夫婦ゲンカが起こる事もあるかもしれませんが、自分の両親がケンカをするのは、子供としては見たくないものですし、親としても見せたくないものですよね。
しかし言いたい事も言わず、自分の気持ちを抑えてばかりいてもストレスが溜まってしまう事につながります。
自分の気持ちを相手に伝えながら、相手にも納得してもらえれば、大声で激しくやりあう夫婦ゲンカにまではならないかもしれません。
そこで今回は【夫婦ゲンカの悩み】子供がいる家庭の夫婦ゲンカの対処法を３つ紹介というテーマでお伝えします。
この記事を読むと、子供がいる家庭での夫婦ゲンカの影響とその対処法について知る事ができます。
夫婦ゲンカが子供に与える影響とは？
子どもの前で夫婦ゲンカをしてしまった事があるという方も少なくないと思いますが、夫婦ゲンカはやはり子供への影響があります。
我が家でも夫婦ゲンカで互いに大声を出しているところを子供が見てしまった事があり、一瞬で子どもの表情が変わり、子供に与える影響の大きさを痛感したものです。
夫婦ゲンカが子供に与える影響には例えば以下のような事があります。
- 相手に手を上げたり、ものを投げたりする暴力や大声で怒鳴る親の姿を見て恐怖心を抱く
- 夫婦ゲンカが繰り返されると不安な状態が続き、日頃からびくびく怯えるようになる
- 両親がケンカするのは自分のせいではないかと子供が思うようになる
相手に手を上げたり、ものを投げたりする暴力的な場面や、大声で怒鳴る親の姿を見ると、子供は恐怖心を抱きます。
また夫婦ゲンカが繰り返されると、また同じように両親がケンカをするかもしれない、と子供は過敏になり、大きな音を聞くとビクッとしたり、常に緊張してびくびくと怯えて過ごすようになってしまう場合もあります。
そして自分の両親がケンカをするのはもしかしたら自分のせいかもしれない、とか自分がいい子じゃないからだ、と自分を責めるようになってしまうかもしれません。
このように夫婦ゲンカを目の当たりにした子供は、とても不安な気持ちになり、時には自分のせいだと思い込んでしまうなど、心身に大きな影響を受けてしまいます。
子供がいる家庭の夫婦ゲンカの対処法３選
夫婦ゲンカはできればしたくないものですが、互いに違う考えを持つ人間が一緒に生活する上では意見の違いや考え方の違いがあるのは当然のことです。
しかし先ほど紹介したような影響がある事を考えると、出来れば子どもの前での夫婦ゲンカは避けたいものです。
とはいえ、夫婦ゲンカというのは計画してするのものではなく、ある時急に起こったりするので、子供がいるところでも夫婦喧嘩が勃発する可能性は十分あります。
子供がいる家庭での夫婦ゲンカの対処法には以下の3つがあります。
- 大声を張り上げたり、暴力をふるうようなケンカはしない
- 感情的になってものを投げたり壊したりしない
- お互いに冷静になって話し合い、解決策を見つけるようにする
お互いに意見が違う、考え方が違うというところから夫婦ゲンカが始まる事が多いと思います。
徐々に感情的になってヒートアップしてしまうと、我を忘れてしまいますが、子どもの前では特に大声を張り上げたり、暴力を振るうようなケンカはしないようにする事が重要です。
また感情的になってものを投げたり壊したりする事もしないように十分気をつけましょう。
感情を抑えきれず、子どもの前でそのような行動を取ると、本当に後で必ず後悔します。
親の常軌を逸した言動は、消える事なくずっと子供の心に残り続けてしまいます。
そのような言動をする一歩手前で踏みとどまれば、子どもの心に深い傷を負わせなくて済むという事を親は肝に銘じて欲しいと思います。
その上で、意見が違うとか相手に自分の気持ちを伝えたい時には、お互いに冷静になって話し合い、解決策を見つけるようにするという方法を使うようにしたいものです。
とにかくお互いが感情的になってしまうと、行動や言葉が荒々しくなったり、自分をコントロールするのが難しくなってしまいます。
冷静に話し合いができるようにするには、まずは子どもの事を考える、怒りのスイッチが入ったと思ったらとりあえず深呼吸する、一旦その場を離れる、など怒りを爆発させずに済む方法を試してみるのもいいと思います。
少しずつ怒りを抑えるポイントを掴むと、次第に暴力的な夫婦ゲンカでなく、冷静な話し合いで相手に自分の気持ちを伝える事ができるようになってくると思います。
まとめ
いかがでしたか？
今回は【子どもへの影響が心配】子供がいる家庭での夫婦ゲンカの対処法を３つ紹介というテーマでお伝えしました。
夫婦ゲンカが子供に与える影響には以下のような事があります。
- 相手に手を上げたり、ものを投げたりする暴力や大声で怒鳴る親の姿を見て恐怖心を抱く
- 夫婦ゲンカが繰り返されると不安な状態が続き、日頃からびくびく怯えるようになる
- 両親がケンカするのは自分のせいではないかと子供が思うようになる
そして子供がいる家庭での夫婦ゲンカの対処法は以下のとおりです。
- 大声を張り上げたり、暴力をふるうようなケンカはしない
- 感情的になってものを投げたり壊したりしない
- お互いに冷静になって話し合い、解決策を見つけるようにする
たとえ夫婦とはいえ、それぞれ別の人間なのですから。互いに色々な考え方や意見の違いがあると思います。
しかし暴力的な方法でなく、冷静に話し合うことで相手に伝える事ができれば、子どもの心を傷つける事もなく不安にさせる事もだいぶ少なくなると思います。
夫婦が歩み合い、互いに相手の考え方を尊重する事で、家族全員が日々笑顔で過ごす事ができたらいいですね。
最後までご覧頂き、どうもありがとうございました。
それでは、今日もよい1日を！
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