夫の親との同居は、とても大変だと世間でもよく言われます。
元々は他人だった人と結婚を機に家族になり、夫の親も自分の義理の親となります。
夫の親は法律上の親なのですがこの「義理の」というところが、なんとも複雑なものだと感じてしまいます。
私自身、夫と結婚したと同時に、義理の両親との生活もスタートしたわけですが、それまでの生活がガラッと変わり、カルチャーショックの連続でした。
あれから早いもので四半世紀の年月が流れましたが、今までを振り返ってみると「本当によく今までやってきたなぁ」というのが本音です。
今回は夫の親との同居で子育てに関して大変だった事は?実際の具体例を7つ紹介!というテーマでお伝えします。
この記事を読むと、夫の親の同居で子育てに関する大変な事、具体的にどんな事が大変だったのか、そしてその対処法も知る事ができます。
これから夫の親と同居する予定がある方や、同居を考えている方の参考になればと思います。
夫の親との同居が大変なのはなぜ?
夫の親と同居するのは、結婚を機に最初からだったり、経済的な理由で仕方なくとか、親が年老いてきたから面倒を見る為に、など様々な場合があると思います。
夫の親と同居するのは、妻からすれば今までの環境と全く異なるところで、もともとは他人だった人達と一緒に住むという事です。
人によって感じ方が違うと思いますが、夫の親との同居はいい事ばかりではなく、何かと大変な事がたくさんあります。
人それぞれ個性があるように、家庭ごとにもそれそれ違いがあります。
生まれてから過ごしてきた我が家や、一人暮らしをしていたアパートなどから、結婚を機に夫の家に夫の両親と一緒に暮らすのは、妻にしてみると、とても大きな変化です。
それまでの常識が通用しない事もあり、いろいろな場面で「え?」「なんで?」「そんなのあり?」と思う事も多いのではないでしょうか?
夫の親との同居は、全てが悪い事ばかりではないと思いますが、あまりに感覚が違いすぎると、実際には大変な事も多く、心身ともに疲れたり、多くのストレスを抱えることになります。
妻が自分の考えだけでどうする事もできない場合もあるのですが、子育てに於いても、やはり自分の思い通りにはいかない事が多いです。
しかしひとりで我慢して抱え込んでしまうより、どうしたらその悩みを解消できるかを考える方が断然いいのではないかと思います。
夫の親と同居!子育てで大変だと感じた事を7つ紹介
四半世紀にわたり夫の親と同居してきた私自身ですが、今回は子育ての悩みについて紹介します。
夫の親と同居して、子育てに関して特に大変だと感じたのは以下の7つです。
- 子供を甘やかしすぎる
- 子供になんでもすぐに買ってあげてしまう
- 好きなものばかり食べさせてしまう
- 甘いものの与えすぎで虫歯になってしまう
- 近くまで行くのにも車で送り迎えししまう
- 自分の思い通りに子育てできない
- 子育てに何かと口を挟む
孫が可愛くてついつい甘やかしてしまうおじいちゃんおばあちゃんの話はよく聞きますよね。
多くのおじいちゃんおばあちゃんは、とにかく孫には甘いです。
少しくらいならまだいい方なのですが、極端に甘やかしすぎるのは考えものです。
何か欲しいといえば、すぐに買い与えてしまったり、食べたいものがあれば子供が欲しいだけ食べさせたり、必要以上におやつをあげたり、と徐々にエスカレートしていく事も少なくありません。
子供もおじいちゃんおばあちゃんに言えば、欲しいものはすぐ手に入るし、食べたいものもいつでも食べられると思うと、どんどん甘えてしまいます。
また、学校まで歩いて行ける距離なのに車で送り迎えしてしまうというのも、私自身が困った事のひとつでした。
適度に歩く事はいい運動にもなるので、なるべく天気のいい日は歩いて通学して欲しいと思っていても、車での送迎で楽する事を覚えてしまった子供は、なかなか歩いて行こうとはしませんでした。
私が子供の頃は徒歩通学が当たり前でしたが、我が家の子供達は車で送迎してもらって当たり前と思っていたようで、徒歩通学の割合はだいぶ低かったです。
また自分の思い通りに子育てができなかったり、夫の親が何かと口を挟んでくるというのも悩みのタネでした。
やはり平日の日中、子供の面倒を見ていてもらっているという手前、自分の考えばかり通すわけにもいきません。
夫の両親のやり方や考え方を優先しなければならない事もだいぶありました。
自分は親だといっても、実際に日中子供と接する時間が長い祖父母の方が発言力も大きく、こちらが違和感を感じる事もよくありましたが、仕方なく従う事も多かったです。
仕事で日中は家にいない両親の代わりに、祖父母が子供の面倒を見ている場合、祖父母が子供に与える影響はとても大きいのが現実です。
夫の親と同居すると、子供の面倒を見てもらえる点では助かりますが、祖父母の影響を大きく受けるという事は知っておいた方がいいでしょう。
夫の親に自分の考えを分かってもらうには?
同居している夫の親が、孫を可愛がってくれるのはとてもありがたい事です。
しかし、かわいいと思うあまり、極端に甘やかしてしまうのは子供の為にはなりません。
好きなように過ごし、好きなものばかりに囲まれた勝手気ままな生活は、子供の成長には、あまりよくない影響を及ぼす場合もあります。
おやつの食べすぎてお腹がいっぱいになり、ご飯を食べなかったり、甘いものばかり食べて虫歯になってしまったりという事もあります。
欲しいものをなんでもすぐに与えてしまうのも、使えるものがあっても新しいものでなくては我慢できないという気持ちになってしまい、親がものを大切にする感覚を養いたいと思っても、祖父母が逆のことをすれば、なかなかうまくいきません。
このように可愛いと思ってやっている事の中にも、子供にいい影響がない場合もある事を、まずは夫の両親に理解してもらうのが大切です。
しかし大切な事でも、それを分かってもらうのがまた大変なんですよね。
色々な方法があると思いますが、効果的なのは以下のような方法です。
- 嫁が直接言うのではなく、息子である夫に言ってもらう
- 「他の人が言っていた」と第三者の意見として伝える
- 「テレビでみた」と付け加える
どんなに正しい事でも、言われる相手や言い方によって捉え方が違うものです。
嫁が直接言うよりも、息子である夫に言ってもらった方が伝わりやすいという事もあります。
また「お友達の家でこうしたら、こうなったみたいだよ」と第三者を取り入れて話すのも意外と聞いてくれます。
そして「テレビ見たんですが…」というように自分の言いたい事を、テレビで放送していたというようにして伝えるのも効果的です。
嫁に直接言われると、正しい事でもなかなか認めたくない場合もあると思うので、色々な方法を試してみると意外とうまくいくかもしれません。
まとめ
いかがでしたか?
今回は夫の親との同居で子育てに関して大変だった事は?実際の具体例を7つ紹介! というテーマでお伝えしました。
夫の親と同居した際の子育てで特に大変だと感じたのは以下の7つです。
- 子供を甘やかしすぎる
- 子供になんでもすぐに買ってあげてしまう
- 好きなものばかり食べさせてしまう
- 甘いものの与えすぎで虫歯になってしまう
- 近くまで行くのにも車で送り迎えししまう
- 自分の思い通りに子育てできない
- 子育てに何かと口を挟む
夫の親には、可愛いと思ってやっている事の中にも、子供にいい影響がない場合もある事を、理解してもらう事が大切です。
その事を夫の両親に伝えるのに効果的な方法は以下のようなものです。
- 嫁が直接言うのではなく、息子である夫に言ってもらう
- 「他の人が言っていた」と第三者の意見として伝える
- 「テレビでみた」と付け加える
子育てに関しての悩みは色々とありますが、夫の両親に自分の考え方などをうまく伝える事で子供にいい影響が出てくるかもしれません。
夫の親と同居していると、何かと疲れたりストレスが溜まったりすると思いますが、全てが悪いことばかりではないと思います。
ついつい悪いところばかりに目が行きがちですが、いいところを見つけて、よくないところは少しでもいい方向にいくように、時間と心に余裕を持ちつつ、自分の考え方や行動をとりあえず少しだけ変えてみてはいかがでしょうか?
少し変えるだけでも何かが変わっていくかもしれませんよ。
最後までご覧いただきどうもありがとうございました。
それでは、今日もよい1日を!
コメント