あなたは家事というと、どのような内容を思い浮かべますか?
代表的なものとしては、掃除、洗濯、料理がまず頭に浮かぶのではないでしょうか?
しかし一言で家事といっても、掃除、洗濯、料理といった代表的な家事の他にも、本当にたくさんの家事が存在しているのです。
それらの家事を最近は「名もなき家事」「目立たない家事」というように呼びますが、一つ一つは簡単な事でも、積み重なっていくと膨大な量になるという事が、世間ではあまり知られていないと感じます。
「名もなき家事」という言葉を初めて聞いた人もいるかもしれませんが、それらは代表的な家事ほど目立たなくても、家族が生活をしていく上では、やらないと生活に支障が出てきてしまうものだという事ができます。
そのような「名もなき家事」を長年に渡って実践してきた主婦として、今回は【ある日の名もなき家事一覧】仕事が休みの日は、家事が怒涛のように訪れるというテーマでお伝えします。
この記事を読むと、兼業主婦の休日の様子から、名もなき家事は一体どれくらいあるのか?どのような事があるのか?について知る事ができます。
こちらは名もなき家事について知ってほしいという思いで紹介していますが「それも家事なの?」と思うものもあるかもしれません。
私自身も、家事をしているという認識もなくやっていた事も多いのですが、家事を「家族が生活する為に必要な事」と考えると、多くの事が家事に当てはまっていると知りました。
今回、名なもなき家事の存在と重要性について知っていただけたら、とても嬉しいです。
「名もなき家事」って知っていますか?
まずは「名もなき家事」とは一体どのようなものなのかについて説明します。
私自身、長年にわたって兼業主婦をやっていますが、仕事が休みの日は普段やらない家事にも手をつける事になり、別の予定がなければ、家で一日中家事に追われているという事も少なくありません。
平日は時間になれば仕事に出掛けなければならず、出来そうもない事には手をつけないでいるのですが、それらが積もり積もってくると、休日がその溜まった家事を片付ける日に充てられる事になります。
私が考える名もなき家事とは、以下のようなものです。
- 掃除、洗濯、料理のように名前がつけられない家事
- 家族が生活する上で必要な事
- それをしないと家族の生活に支障が出てしまう事
我が家は子供が大きくなり、手が掛からなくなりましたが、子供が小さい頃は、現在の家事にプラスして、子供の事もやらなければならず、私自身、本当に毎日ドタバタと家中を走り回っていたものです。
当時は自分の時間をほとんど取れず、今より若かったとはいえ、よくやっていたものだと我ながら思います。
しかし子育てがひと段落した今でも、やらなければならない家事はそこそこあって、何かと忙しいものなのです。
兼業主婦の名もなき家事、普通の休日編
それでは具体的に兼業主婦である自分自身が、ある休日に行った「名もなき家事」を紹介します。
掃除、洗濯、料理の代表的な家事を除いても、本当にたくさんの家事が存在するものです。
今回書き出してみて、その多さに唖然としましたが、思い出せるものだけでも、かなりの事をしているものです。
今回改めて、自分の「普通のある休日」を見直してみて、その多さに一日中家事をしていても終わらないのは当たり前だと思いました。
普通の休日に掃除、洗濯、料理以外にやっていた名もなき家事には、実際に以下のようなものがありました。
※季節は冬、年末の寒い日の休日です。
- 玄関や廊下、居間のカーテンを開ける
- 日めくりカレンダーをめくる
- シンクにおいてあるマグカップやグラス(昨夜家族が使ったもの)を洗って片付ける
- 電気ポットを満タンにして再沸騰ボタンを押す
- 新聞を取りにいく
- 置きっぱなしのペットボトルのキャップを外し、分別して袋に入れる
- 玄関の雪をホウキで掃く
- 車に積もった雪を下ろす
- ヒーターをつけて部屋を温める
- こたつのスイッチを入れる
- 洗濯洗剤、柔軟剤の詰め替え用を補充する
- シャンプー、コンディショナーの詰め替え用を補充する
- 不要な段ボールをリサイクルへ出す為、紙紐で縛る
- 飲み終わった牛乳の紙パックをリサイクルへ出す為、切り開く
- 切り開いて乾かした紙パックをリサイクル回収へ持っていく
- チラシを見ながらお買い得品のチェック
- 献立を考えながら買うものを決める
- 食材や調味料の不足分をチェック
- 車で買い出しに行く
- 銀行のATMでの入出金
- 各通帳の記帳
- 食材や日用品の買い出し
- ガソリンスタンドでの給油
- 買ってきた食材や日用品を所定の場所に収納する
- 燃えるゴミ、燃えないゴミを分別する
- すぐにゴミ出しできる状態にする為、ゴミ袋の口を縛っておく
- 年末大掃除のスケジュールを立てる
- ファンヒーターなどで使用する灯油の買い出し
- 灯油をタンクやボイラーに補充する
- お風呂を沸かし湯加減をみる
- タオル、着替えの準備
- できた料理を食卓へ運ぶ
- 飲み物が欲しいというので持っていく
- 調味料が足りないというので持っていく
- 食べた後の食器をキッチンへ運ぶ
- 食器を洗い片付ける
- 食後のデザートを用意する
- お米を研いでタイマーをセットする
- テーブルを拭く
- 今日の新聞を片付ける
- カーテンを閉める
- 戸締まり、火の元の確認
特別なイベントがあるわけでもなく、ごく普通の休日の様子ですが、まあずいぶんとたくさんの目立たない家事があるものですね。
これら全てを主婦がやるとなると、やはりかなり大きな負担です。
主婦がひとりで忙しい思いをしない為には、家族もできる事は進んで協力したり、自分の事は自分でてもらう事がポイントになってきます。
家族の意識が変わっていくと、主婦の負担もだいぶ減るはずです。
まとめ
いかがでしたか?
今回は【ある日の名もなき家事一覧】仕事が休みの日は、家事が怒涛のように訪れるというテーマでお伝えしました。
名もなき家事とは、以下のようなものです。
- 掃除、洗濯、料理のように名前がつけられない家事
- 家族が生活する上で必要な事
- それをしないと家族の生活に支障が出てしまう事
名もなき家事というのは、一つ一つを見れば、さほど大した事ではないかもしれませんが、それらが積み重なると、とても多くの時間や労力を使うものです。
また大した事でもないと軽く思っていると、その種類の多さに驚いてしてしまう事もよくあるものです。
家族や周りの人にも名もなき家事の多さ、大変さを知ってもらう事で、家族の協力を得る事ができたり、各自が自分の事は自分でやる気持ちになります。
今まで当たり前のように、家事の分担を多く担っていた主婦の皆さんは、家事全体を見直す事で、今後の生活が変わるかもしれません。
まずは家族で話し合い、互いの考え方を確認する事が大切です。
お互い助け合いながら、一人だけが大きな負担を背負うのではなく、家族全員が平均的な負担で過ごすせるようになれたらいいですね。
最後までご覧いただきどうもありがとうございました。
それでは、今日もよい1日を!
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