初めての職場では何もかも新しい事ばかりで、覚える事もたくさんあるものです。
多くの企業が入社後約3ヶ月ほどは、育成期間、試用期間として、新入社員研修などを行い、仕事をする上での心構え、会社での様々なルール、仕事上の注意点なども説明します。
この期間中は、会社側も仕事に慣れる為の準備期間と捉えている場合が多く、職場や様々な環境に慣れる事を優先して考えているようです。
しかし、ある程度の期間が過ぎても「なかなか仕事が覚えられない」とか「何から覚えればいいのか分からない」と思う事も少なくないでしょう。
たくさんの事を一度に覚える事はなかなか難しいものですが、職場の環境に慣れてくれば、少しずつ仕事も覚えていけるようになるはずです。
初めての事は何かと分からなくても当然だとはいえ、ある程度の期間が過ぎても「なかなか仕事が覚えられない」と、いつまでも新入り気分でほとんど進歩がないのでは、周りの人達もしだいに見る目が変わってくるかもしれません。
今回は【あなたは大丈夫?】入社後、数ヶ月経っても仕事が覚えられない人の特徴とは?というテーマでお伝えします。
この記事を読むと、一定の期間が過ぎてもなかなか仕事が覚えられない人の特徴について知る事ができます。
仕事を覚えられない人の特徴を知り、今後仕事をしていく上での参考にできたらいいですね。
特徴1 要領が悪く無駄な時間や労力を使っている
まず、仕事がなかな覚えられないという人は、要領が悪く無駄な時間や労力を使っているという特徴があります。
仕事をする上では、品質や納期がとても大切になってきます。
どんなに早く作業が終わっても、内容が雑で手直しが多くなってしまったり、たとえ内容が完璧でも多くの時間が掛かりすぎて、納期に間に合わないというのでは、元も子もありません。
どのような仕事でも、品質と納期のバランスが大切になってくる為、要領よく仕事を行う事が大切になってきます。
例えば、仕事のマニュアルを隅から隅まで全て完璧に覚えようとしていたり、説明された事を全てメモしようとしていたのでは、時間がいくらあっても足りません。
どのような仕事でも、全て完璧に覚えようとするより、要点を押さえ詳細が分からない場合に調べるようにするなど要領良くこなしていく姿勢も大切です。
仕事がなかなか覚えられないという人は、自分は必要以上に無駄な労力や時間を使っていないかどうか確認してみてもいいかもしれませんね。
特徴2 記憶力があまりない
そしてある程度の期間が過ぎても仕事を覚えられない人は、記憶力があまりないという特徴を持ってるのかもしれません。
記憶力は人によって違い、一度で多くの事を覚えられる人もいれば、何度も繰り返し覚えようとしてもなかなか記憶が定着しないという人もいます。
年齢や個人差にもよりますが、あまり記憶力がないという人は、やはり仕事を覚えるのにもある程度の時間が掛かるでしょう。
しかし、何度も繰り返して覚えようとする姿勢でいれば、記憶する事は可能です。
「どうせ覚えられない」と諦めてしまわず、何度も繰り返し繰り返し覚えるように意識してみる事も大切なポイントだと言えるでしょう。
特徴3 仕事の優先順位がつけられない
それから、仕事をなかなか覚えられないと悩んでいる人の中には、仕事の優先順位がつけられないという特徴を持っている人もいます。
仕事をしていると、色々な人から様々な事を覚えるような指示が出る場合もあるでしょう。
「このやり方を早く覚えてね」とか「ここは重要な部分だから絶対に間違わないで」「これを最優先でやっておいて」と一度に複数の事を言われると、何から手をつけていいのか分からなくなってしまうかもしれません。
人が一度に覚えられる事や、脳の処理能力には限界があります。
あれもこれもと手をつけ、どれも中途半端になってしまうと、何も完了しないまま忘れてしまう事にもつながります。
仕事の優先順位が分からないと、片っ端から手をつけて優先度の高いものが後回しになってしまったり、中途半端な仕事をそのままにして忘れてしまうという可能性も出てきます。
そのように仕事の優先順位がつけられないと、重要な事を覚えていられないという事態にもつながるのです。
まとめ
今回は【あなたは大丈夫?】入社後、数ヶ月経っても仕事が覚えられない人の特徴とは?というテーマでお伝えしました。
入社してある程度の期間が過ぎても、仕事をなかなか覚えられない人には、たとえば次のような特徴があります。
- 特徴1 要領が悪く無駄な時間や労力を使っている
- 特徴2 記憶力があまりよくない
- 特徴3 仕事の優先順位がつけられない
入社後数ヶ月すぎても、仕事がなかなか覚えられなかったり、思うように仕事をこなせないでいると、しだいに自分自身が不甲斐なく感じてしまう場合もあるかもしれません。
もし自分自身が仕事がなかなか覚えられない人の特徴に当てはまると思うなら、自分ができるところから改善する気持ちを持つ事で徐々に変化が現れる事でしょう。
人の記憶力には個人差があり、それぞれが記憶できる量にも限界があります。
「どうせ覚えられない」と諦めてその場で足踏みしてしまう人と「自分で改善できるところはないか」と前向きに取り組む人では、徐々に差がでてくるのは当然の事です。
短期目線で自分を卑下して落ち込むのではなく、コツコツと良くなる努力をしていけば、しだいに明るい未来に辿り着けるかもしれません。
様々な経験を通じて日々成長し続け、豊かで快適な毎日を過ごしていけたらいいですね。
最後までご覧いただき、どうもありがとうございました。
それでは、今日もよい1日を!
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