あなたは主婦と会社員の違いとはどの様なものだと思いますか?主婦だけの経験のある人と会社員だけの経験がある人、両方を経験している人とで、様々な考え方があるでしょう。性格や年齢などによっても考え方に違いがあると思います。私自身は主婦であり、会社員でもあります。何が正解かということではなく、両方を経験しているからこそ比較できる事もあります。
主婦と会社員を両立していると言うと、とてもすごい事のように思われるかもしれませんが、私自身は全然その様に思っていなくて、気がつけば主婦と会社員の両方をやっていた、と言った方がしっくりきます。その様な私が考える主婦と会社員の違いについて、今回は主婦と会社員の両方を経験している兼業主婦から見たそれぞれの違いとは?というテーマでお伝えします。
この記事を読むと、主婦と会社員の両方を経験している兼業主婦の視点から見た、それそれの違いについて知る事ができます。それではさっそく見ていきましょう。
主婦と会社員の違いは?
私は今の会社にかなり長く勤めています。初めは「とりあえず就職しよう」という感じで面接試験を受けました。採用が決まり、日々通勤しているうちにどんどん時は過ぎ…。
気が付けば30年もの歳月が流れました。30年間も勤続すると会社からも表彰されたりして「こんな自分でも、継続していると表彰されるくらい実績になるのだなぁ」と少し不思議な感じがします。
主婦になってからは25年になります。3人の息子にも恵まれ、家庭と仕事の両方の場所を行ったり来たりしてきました。子育てもそろそろ終盤に入った頃、自分を見つめ直す時間が増えてきています。
ある時ふと主婦と会社員の違いって何だろう?という疑問が湧いてきたので考えてみる事にしました。主婦と会社員の違いについて、私が思いついた違いは次の3点です。
- 会社員は仕事をしてお給料を頂けるが、主婦は無給
- 会社員は休日があるが、主婦は休日がない
- 会社員は社長でなければ自分が運営していないが、主婦は自分が家庭を運営している
次にその内容について考えていきたいと思います。
会社員は仕事をして給料が頂けるが、主婦は無給
まずは報酬について考えてみました。
会社員は仕事をして会社からお給料を頂けます。契約内容にもよりますが、私の場合は月給制なので、毎月の給料日には自分の銀行口座に給料が振り込まれます。
その中から、食費、日用品などの生活費や教育費、ガソリンや灯油などの燃料費などなど、その給料で生活の為の様々な出費を賄っています。「生活の為に働く」ということはよく耳にしますが、私も今のところ給料を頂いているおかげで生活費を賄う事ができているので、会社には感謝の気持ちを持って勤めています。
それでは主婦は?と言いますと、契約書もなく、どんな仕事をしても給料はありません。
朝早く起きてご飯を作っても、早朝手当はありません。夜遅くまで洗濯や食事の片付けなどをしても深夜手当もありません。そもそも家族の為に、そして自分の為に掃除、洗濯、食事の準備や片付けをしているので、もし主婦が給料を頂いているとしたら…?と考える事自体が今の世の中ではあまりない事のようです。
よくよく考えてみると、主婦はお金ではないものを報酬としていただいているのかもしれません。それは家族からの感謝の気持ちや「ありがとう」の言葉や家族の笑顔なのかなとも思います。目に見えない大切なものがあるから主婦という立場でも頑張れているのかな…と思うとなんとなく腑に落ちるような気がしました。
会社員は休日があるが、主婦は休日がない
次に休日について考えてみました。
私の会社は週休2日制です。土、日が休みなので週末の金曜日に感じる「明日は休み!」という開放感はなんともいえません。
平日と休日があるのが会社員だとすると、主婦は休日がありません。朝から晩まで、掃除、洗濯、料理、片付けなどなど、とにかくやることは山のようにあります。
家にいる間は自分で計画してる事をするばかりでなく、部屋の片付けをしようとしている時に、お客さんが来れば片付けをしないでお客さんの対応をします。
ご飯の準備をしようと台所にいても、子供が体調を崩してしまったら、食事の準備はさておき、病院に行くか、薬を買いに行くかなどを先にするべき状況になります。
そして決められた休日はありません。会社が休みの土日でも、朝はいつも通りに家族の朝食作り、洗濯、掃除をします。土日でもご飯は食べるのでご飯の準備をしない事もほぼありません。
このように、主婦は年中無休状態です。本当にこうして見ると主婦ってとてもすごいんだなぁ、と改めて思います。
会社員は自分が運営していないが、主婦は自分が家庭を運営している
そして最後に運営について考えて見ました。
私は会社に勤めていますので、会社の要求する仕事をしてその報酬として、お給料をいただいています。例えば私が会社から「あなたとの契約を解消します」と言われてしまえば、もうその会社で働く事はできなくなり、お給料もいただけません。会社を運営している社長や役員の方々にその権利を握られている状態です。
それでは、主婦は?と言いますと、私の場合、家事全般を自分の好きなように運営する事ができます。
朝寝坊しても、掃除を毎日しなくても、ゴミ出しを1回くらいスライドさせても、致命傷にならないくらいの失敗なら、なんて事ありません。その代わり、あまりに怠けてしまうとその結果は自分に返ってきます。自分が貯めていた仕事を自分自身がやるので、ほどほどにやっていかないと結局自分が大変になってしまうというわけです。つまり責任は自分にあるという感じですね。
「主婦は家庭を運営している」というとちょっと大袈裟な感じもしますがつまりはそういう事です。私自身その事に気づいてから「やらされているのではなく自分でやる」という気持ちに切り替わり自分から進んでどの様な方法がいいのか?などを考えるようになりもました。
まとめ
今回は主婦と会社員の両方を経験している兼業主婦から見たそれぞれの違いとは?というテーマでお伝えしました。
主婦と会社員の違いについて、私が思いついた違いは次の3点です。
- 会社員は仕事をしてお給料を頂けるが、主婦は無給
- 会社員は休日があるが、主婦は休日がない
- 会社員は社長でなければ自分が運営していないが、主婦は自分が家庭を運営している
会社員も主婦も経験してみて思ったのは、給料の有無、休日の有無、運営しているかどうか、の視点で見ると色々違いはあるけれど、結局それらは自分を作っているものに変わりはないという事。
自分で選択してきた事なのでどちらが良いかというより、その状況をできるだけ楽しんでやるのが良いんじゃないかなという結論に至りました。
自分の幸せは自分自身で選んでいけます。何をするにも気持ちしだいで意気込みも全く違ってきます。
私自身、今の状況は良い日もあれば、あまり良くない日もありますが、トータルで考えれば、まぁまぁ幸せな方かなぁと思っています。
人それぞれ考え方や価値観が違うので、色々な意見があると思います。今回の内容は私自身の考え方であり「私と似た様な考え方だな」とか「私の考えかとは違うな」など、読んでくださったあなたが何かを考えるきっかけになればとても嬉しく思います。
今回も最後までご覧いただきどうもありがとうございました。それでは今日も良い1日を!
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