仕事でミスをしてしまった時には、一瞬「なかったことにしたい!」と思ってしまう事もありますよね。
しかしそのミスを隠したり、知らないふりをした事が原因でさらに大きな損失を出してしまう事も考えられます。
ミスをしない事が一番いいのは言うまでもありませんが、ミスをしてしまった時の対処法を間違えると、さらに大変な事態に陥ってしまう可能性があります。
ミスをした時の的確な対処法を知っていれば、たとえミスをしても損失を最小限に抑えられる事ができるはずです。
今回は【仕事でミスをしてしまった時の対処法とは?】隠したり、知らないふりをするのはNG!というテーマでお伝えします。
この記事を読むと、仕事でミスをしてしまった時の対処法について知る事ができます。
「どうしよう!」仕事でミスをしてしまった時は誰もが動揺する
仕事でミスをしてしまった時、まずは「どうしよう!」と思う人が多いのではないでしょうか?
いつもは難なくできている事なのに、ミスをしてしまった自分への失望と、周囲に迷惑が掛かるかもしれないという不安や心配で心拍数が上がり、頭が真っ白になってしまう事さえあります。
「なかったことにしたい!」「このまま気づかないふりをしていたい」という気持ちになるかもしれませんが、ミスを隠した事が原因で、さらに大きな損失に発展してしまったらどうしますか?
ミスを隠したり、見ないふりをするのではなく、問題解決の為には一体どうすればいいのかを考える事が大切です。
早く手を打てば、修復できるもしれませんし、素直にミスを認めて対処すれば、最小限の損失に抑えられるかもしれません。
心の中でのいろいろな葛藤があるとは思いますが、まずは深呼吸をして落ち着きましょう。
そしてどのように対処していくべきなのかをしっかりと考えるのです。
ミスをした事をなかった事にはできませんが、そこから悪い方向へ向かう事を食い止め、状況を挽回する事はできます。
仕事でミスをしてしまった時の対処法とは?
仕事でのミスに気づいた時には、まずは落ち着く事が大切です。
冷静に現状を見つめて、適切な対応をするよう心掛けましょう。
状況にもよりますが、ミスをしてしまった時は次のような流れで対処するのがいいでしょう。
- ミスの内容を正確かつ迅速に上司に報告する
- 上司の指示を受ける
- 自分のミスによって迷惑が掛かる人に誠意を持って謝罪する
- ミスの原因を振り返り対応策を検討する
- 対応策を確実に実行する
ミスに気づいた時、第一にすべき事は、ミスの内容を正確かつ迅速に上司に報告するという事です。
報告が遅くなったり、ミスをした事実を隠そうとすると、事態がどんどん悪い方向に向かってしまう可能性もあります。
重要なのはミスを起こした経緯、迷惑が掛かってしまう人にどのくらいの影響があるのかなどの事実を正確に上司に報告する事です。
そして次に上司の指示を受けるようにします。
一人でなんとかしようとするのではなく、上司の指示に従い、迅速に動くようにしましょう。
それから自分のミスによって迷惑が掛かる人に誠意を持って謝罪するというのがとても大切な事です。
自分のミスが原因で、迷惑が掛かってしまう人には誠意をもってお詫びをします。
お客様や取引先、本来ならやらなくてもいい事をする羽目になってしまった自部署、他部署の方々に対して申し訳ないという気持ちを伝えます。
外部の人にはメールだけで済まさず、第一報として電話を入れてから直接お詫びに伺うべきです。
その次にミスの原因を振り返り対応策を検討するというのが、仕事でミスをした時の対処法となります。
周囲への報告や謝罪の後には、ミスの原因を振り返り、同じ事が起きないような対策を考えます。
同じミスを繰り返さないような仕組みや体制を作るのも重要な事です。
自分がミスの原因だとしたら、二度と同じミスをしないような自分なりの取り決めもしましょう。
それから対応策を確実に実行するという事で、やっとミスに対する内容に実際に手をつける事になります。
必要があれば、ミスによって迷惑をかけた先に今後の対応について報告をし、部署内や社内でもその情報を共有する事も忘れてはいけません。
同じミスを繰り返さないように、対応策を迅速、かつ確実に実行するようにし、新しく決めたルールに従って行動します。
まとめ
いかがでしたか?
今回は【仕事でミスをしてしまった時の対処法とは?】隠したり、知らないふりをするのはNG!というテーマでお伝えしました。
状況にもよりますが、ミスをしてしまった時は次のような流れで対処するのがいいでしょう。
- ミスの内容を正確かつ迅速に上司に報告する
- 上司の指示を受ける
- 自分のミスで迷惑が掛かる人に誠意を持って謝罪する
- ミスの原因を振り返り対応策を検討する
- 対応策を確実に実行する
仕事でミスをすると、自分自身が凹んでしまうだけでなく、周囲の人に迷惑が掛かってしまう事も少なくありません。
「できる事ならなかった事にしたい」「知らないふりをしていたい」と思う事もあるかもしれませんが、ミスを隠したり、知らないふりをしても、ミスをしたという事実は消えません。
そのままミスを放置して後ろめたい気持ちでいては、仕事にも身が入らず、いつまでも気になってしまうものです。
一つのミスでも、対策を立てて実行するまでには、自分だけでなく多くの人に迷惑が掛かり、かなりの時間や労力を掛ける事になるかもしれません。
しかしその対策を怠って、さらに大きな問題に発展する事は避けなければいけません。
事実を受け止め、的確な対処をする事で、損失を最小限に抑えられる事にもつながります。
ミスをしないように気をつけて仕事をするのが最も大切な事ですが、もしミスが起きてしまったら、的確な対処をして、今後に活かせるようにしていきましょう。
一つのミスから多くの事を学び、その経験を今後の成長の糧にしながら、人としても成長していけたらいいですね。
最後までご覧いただき、どうもありがとうございました。
それでは、今日もよい1日を!
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