進路について、親も子も色々と悩んだり不安に思う事も多いものですよね。
子供が進路で悩んでいる場合には、保護者がサポートをする事が必要になってくる場合もあります。
そのような場合、親は一体どのようなサポートをすれば良いのでしょう?
あなたは子供の進路選択の際に「親が子供に言ってはいけない事」について知っていますか?
私自身も子供の親として、進路選択の際にはあれこれ悩み、心配して口を出したり、良かれと思って何かと手を出していた頃もありました。
以前の私のように、心配や不安を感じて口を出しすぎたり、何にでも首を突っ込む親が世の中には少なくありません。
親子といえども、考え方や感じ方が違うのは当然の事ですし、子供の人生は子供自身のものです。
子供の事を思うなら、親として本当にすべき事について知っておく事が大切です。
今回は【子供の進路選択で親が言ってはいけない事】親が本当にすべき事とは?というテーマでお伝えします。
この記事を読むと子供の進路選択で、親が言ってはいけない事について、そして親が本当にすべき事について知る事ができます。
子供の進路選択で親が言ってはいけない事とは?
子供が進路について悩んでいる姿を見ると、親として何かできる事はないかと考える保護者の方も多いのではないでしょうか?
子供が自分の進路について悩んでいる時、親が言ってはいけない事を知っているとそれぞれの自立につながり、親子関係がうまくいくようにもなるものです。
進路選択の際に、親が子供に言ってはいけないのは次のような事です。
- 選択のチャンスを取り上げるような発言
- 否定的な発言
- 気持ちが迷うような発言
まず第一に親が子供に言ってはいけないのは、選択のチャンスを取り上げるような発言です。
親は子供の将来を考え、できるだけいい人生を歩んでもらいたいと願っているものです。
良い選択をしてほしいと思うあまり、あれこれと心配し進路についていちいち口を出してしまう場合がよくあります。
「世間の評判がいいからこちらの方がいい」「将来の事を考えてここにするべきだ」というように、その内容が子供の希望ではなく、親の希望になってしまっている事がよくあります。
また金銭的な問題を取り上げて選択肢を狭くしてしまう場合もあります。
「お金がないからそこには行かせられない」「家賃や光熱費が掛かるから実家から通える所に行くべきだ」と言われては、子供は自分の未来が明るくないように感じてしまうかもしれません。
親の価値観を押し付けて、子供の進路について選択のチャンスを取り上げるような発言をすると、子供は自分の希望通りの進路を選べないという事になってしまうので注意が必要です。
そして否定的な発言も親が子供に言ってはいけない事です。
親が子供に自分の価値観を押し付けようとする時には、否定的な発言をする場合がよくあります。
「そんな夢みたいな事、うまくいくわけがない」「現実的な事を考えないと失敗する」「やりたい事と自分がやれる事は同じじゃない」というように子供が懸命に考えた事を否定する親は非常に多いものです。
子供が自分であれこれ悩んで辿り着いた答えを、真っ向から否定するような発言は、子供のやる気を失わせる事にもつながります。
親にしてみれば子供の為を思って言っているつもりですが、子供の進路を塞いでしまうような発言はするべきではありません。
それから気持ちが迷うような発言も親が子供にするべきではありません。
進路を選択する際、子供はどうすればいいのか常に気持ちが揺れ動いているものです。
自分の未来に夢や希望があるとはいえ、実際はどのようなものなのかは経験してみないとわかりません。
その為、不安や心配は常に付きまとううのは当然の事です。
そのような時に親が横から気持ちが迷うような発言をしてしまうと、さらに不安や心配が大きくなってしまいます。
子供以上に不安になって、未来を悲観的に考えてしまうと、それが子供の考えにも影響してしまうので心の中での親の迷いを口に出す事は控えましょう。
子供の進路選択で親がするべき事とは?
それでは、子供の進路選択の際、親がするべき事とは一体どのような事なのでしょう。
大切なのは、子供の人生を親の人生だと勘違いしない事です。
子供には子供の人生があり、それは子供自身のものです。
子供の進路選択の際に親がするべき事は次のような事です。
- 子供の人生は子供のものだと認識する
- 子供を暖かく見守る
まず大切なのは子供の人生は子供のものだと認識するという事です。
子供はいつまでも小さい子供のままではありません。
日々いろいろなことを経験し、失敗を繰り返しながら少しずつ成長しています。
常に子供の近くで子供と共に過ごしてきた親は、あまりにも近すぎる存在であるが故に、子供の人生を自分の人生だと勘違いしてしまう事がよくあります。
進路選択の際にも、子供の希望よりも自分の希望を前面に押し出したり、親の価値観で子供の選択の幅を広げてしまう事もよくあります。
しかしそれでは子供は自分の思い通りの選択をする事ができません。
親は子供の考えを尊重し、子供が自分で自分の未来を切り拓いて、自分の納得のいく道を選択できるようにサポートする事が大切です。
そして子供の進路選択で親がするべき事は子供を暖かく見守るという事です。
親が思う以上に子供にはできる事が多いものです。
いつまでも小さい子供のような感覚で、何にでも手を出し、口を出してしまう親が少なくありませんが、それは子供ができる事をできない状態にさせてしまうものです。
親が子供の為だと思っている事は、実は親の都合である場合も多いものです。
失敗する事は貴重な経験になるという事を認識し、たとえ失敗しても暖かく見守るようにしたいものです。
本当に困った時には手を貸しても、自分でできる事はできるだけ自分でするようになれば、子供も親も自立し、互いを尊重できるようになるはずです。
まとめ
いかがでしたか?
今回は【子供の進路選択で親が言ってはいけない事】親が本当にすべき事とは? というテーマでお伝えしました。
進路選択の際に、親が子供に言ってはいけないのは次のような事です。
- 選択のチャンスを取り上げるような発言
- 否定的な発言
- 気持ちが迷うような発言
そして子供の進路選択の際に親がするべき事は次のような事です。
- 子供の人生は子供のものだと認識するい
- 子供を暖かく見守る
進路の選択は、人生の大きな岐路ともなります。
できるだけいい選択をしてもらいたいと願うあまり、親の価値観を子供に押し付けてしまうというケースがよくありますが、子供の人生は子供自身が歩んでいくものです。
あまりにも子供の事に深く立ち入りすぎて、成長の芽を摘んでしまう事のないよう、親は十分気をつけるべきです。
過干渉な親にならないよう、日頃から自分の言動を見つめなす習慣をつけ、子供の成長と未来を温かく見守っていけたらいいですね。
最後までご覧いただきどうもありがとうございました。
それでは、今日もよい1日を!
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