あなたは自分と他人との価値観の違いを感じた事がありますか?
たとえ親子や兄弟だとしても、それぞれ別の人間あり、互いに違う考えや思いがあるものです。
どんなに親しい人だとしても、考え方も感じ方も、あらゆる事が全く同じなんて事はありえませんよね。
いつも一緒に過ごしていると相手との距離感が縮まり、いつの間にか自分の価値観と同じでない事を不満に思ってしまう場合もあるものです。
「どうして私の言う事が分からないの?」とか「あなたの考え方は間違っている」という様な気持ちになってしまう事もあるのではないでしょうか?
しかし自分の価値観を他人に押し付けたり、他人の価値観に仕方なく従ってばかりいると、自分らしく生きられず、辛い思いをする事にもつながります。
私自身も結婚や子育てを経験しながら、長年兼業主婦という立場で日々多くの人の価値観と触れ合ってきました。
今までの経験を通じて感じるのは「価値観は人それぞれ違う」と常に意識するのが大切だという事です。
今回は【人それぞれ価値観が違う事を知ろう!】自分と何もかも全く同じ人は存在しないというテーマでお伝えします。
この記事を読むと、どんなにいつも近くにいる人でも、価値観が全く同じ事はありえないという事実を知る事ができます。
他人の価値観を認める事が、自分の価値観を見つめ直すきっかけになる場合もあるものです。
自分を見失わず、豊かな人生を歩んでいく為にも、大切な事を今一度見つめ直してみましょう。
親子や兄弟でもそれぞれ価値観が違う
まず、価値観の違いを知る為には、親子や兄弟でもそれぞれ価値観が違うと認識する事が大切です。
親子や兄弟姉妹の様に、毎日顔を合わせ寝食を共にしていると、当然相手との距離も縮まります。
学校や会社では家族以外の人と接する事もあるかもしれませんが、親子や兄弟姉妹というのは、やはり家族という強い絆で結ばれているものです。
生まれた時から親は多くの時間と愛情を掛けて我が子を育てます。
子供も親の言う事や行動を見聞きしながら成長していくので、親に似ている部分も多くある事でしょう。
しかし、たとえ親子でも別々の人間であり、自分が別の人になる事はできません。
親だからといって、子供に自分の価値観を一方的に押し付ける事は避けるべきです。
小さい頃は、物事の善悪、危険を回避し安全に過ごす事などを教える事が必要ですが、親の価値観を押し付けて、子供が選択権がない状態になるという事も決して少なくありません。
親が子供の人生を歩む事はできませんし、子供の人生は子供のもので、親のものではないのです。
それは親子だけでなく、兄弟姉妹でもパートナーでも同じ考え方ができます。
自分と自分以外の人はそれぞれ別の人間であり、価値観もそれぞれ違うという事を忘れずにいましょう。
自分以外の人と自分を比べても仕方がない
そして、価値観の違いを認識する為には、自分以外の人と自分を比べても仕方がないという考え方も大です。
他人の目が気になってしまうと、ついつい自分と誰かを比べてしまう事がよくあります。
しかし、どんなに自分と他人を比べても、元々同じ人間ではないのですから比べようがありません。
「自分はあの人の様に上手にできない」と思っても「あの人」と「自分」とでは元が違うのですから、違っていて当然なのです。
自分の現状を知りたいのであれば、過去の自分と比べてみる事で、自分はどれくらい成長しているかなどを確認する事はできます。
しかし、他人と自分を比べても違う人間同士を比べる事になる為、あまり意味のない比較になってしまうのです。
価値観の違いに気づけない事で生じる弊害がある
それから、自分と他人の価値観が違う事を認識する為にも、価値観の違いに気づけない事で生じる弊害があるという事も知っておきましょう。
価値観の違いに気付けず、互いに自分の考え方を押し通そうとすると、人間関係に亀裂が生じてしまう可能性も出てきます。
自分の考えが絶対に正しいと思っていると、他人の意見を受け入れず、自分の考えばかり優先する事もあるでしょう。
しかし他人の意見に全く耳を傾けず、自分の考えばかり優先していては、偏った考え方になる事も多くなります。
自分の考えに自信を持つ事は大切ですが、自分とは違った意見も受け止める事で、視野が広がる事にもつながります。
様々な考え方があると知る事は、人間的に成長できる事にもつながります。
自分の価値観だけを貫き通そうとして、周りの状況も見ずに突き進んでも、周囲と調和が取れずうまくいかない事も多くなってしまうでしょう。
その様に自分と他人の価値観に違いがあるという事を認識できずにいると、様々な弊害が起こりうるのです。
まとめ
今回は【人それぞれ価値観が違う事を知ろう!】自分と何もかも全く同じ人は存在しないというテーマでお伝えしました。
人それぞれ価値観が違う事を知るには、次の3つのポイントがあります。
- 親子や兄弟でもそれぞれ価値観が違う
- 自分以外の人と自分を比べても仕方がない
- 価値観の違いに気づけない事で生じる弊害がある
どんなに親しい人だとしても、自分と全く同じ価値観であると勘違いしてしまうと、人間関係がスムーズにいかなくなる事にもつながります。
価値観が違う事を知った上で、他人の価値観も受け止めてみる様にすると、視野が広がり色々な考え方ができる様になります。
「人それぞれ価値観が違うのは当然の事」だと思える様になると、考え方や感じ方も変わってくるでしょう。
様々な経験を通じて、日々成長し続け、豊かで快適な毎日を過ごしていけたらいいですね。
最後までご覧いただき、どうもありがとうございました。
それでは、今日もよい1日を!
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